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小児耳感染症には疼痛緩和と抗生物質の必要性を見極めることが重要


[2010/01/13]

小児耳感染症には疼痛緩和と抗生物質の必要性を見極めることが重要

子どもが耳感染症であることを疑った場合、保護者は医師に電話をかけて予約を取り、抗生物質の処方を期待するのが一般的であったが、もはやそうではない。耳感染症は幼児や低年齢の小児の最も一般的な疾患であり、小児の4人中3人は4歳までに耳感染症に罹患するとみられている。

米ジョンズ・ホプキンス大学医学部(ボルティモア)小児耳鼻咽喉科部長で、米国耳鼻咽喉科学会(AAO)小児委員会委員長のDavid Tunkel博士によれば、8-9年前までは診断時に治療を行っていたが、その後、抗生物質を投与しなかった多くの小児が治療をしなくても良好な状態であることが判明したという。

その結果、米国小児科学会(AAP)とAAOが2004年に発表したガイドラインでは、医師にいわゆる“観察オプション(observation option)”を推奨するに至った。これは、ほかに健康上の問題のない2歳以上の小児であれば、短期間の観察後に抗生物質を投与できるというもの。ただし、これらの小児すべてに対して観察を勧めるわけではなく、例えば約38.8度以上の発熱が認められる小児では通常の治療を行う。

Tunkel氏は「小児に対する抗生物質投与を控えたいわけではなく、このガイドラインでは過剰使用により発現しうる抗生物質に対する耐性を懸念している。保護者は、抗生物質が第一選択でないという考えに馴染みつつある」と述べている。

米ニューヨーク州立大学ダウンステートDownstateメディカルセンターのRichard Rosenfeld博士は「耳感染症は自然に治癒することが多いが、観察と治療をしないこととは異なる。投薬前に観察を勧める場合、医師は保護者に、悪化した場合に備え“安全策(safety net)”としての処方箋を持って帰宅させる。観察期間は通常1〜3日であるが、保護者は医師に対応を具体的に尋ねる必要がある」と述べている。観察期間中は疼痛管理を中心とする必要があるという。(HealthDay News 1月2日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=633326
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