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抗うつ薬は重症うつ病に最も有効


[2010/01/12]

抗うつ薬は重症うつ病に最も有効

抗うつ薬は重症患者に対して最も有効であることが、大規模な臨床試験結果の分析から示唆された。軽・中等症の患者では、抗うつ薬の治療効果はプラセボ(偽薬)とさほど変わらない可能性があるという。

米ペンシルベニア大学(フィラデルフィア)のJay C. Fournier氏らは、大うつ病および軽度うつ病について検討した過去の大規模な無作為化プラセボ対照試験6件の結果を分析。その結果、うつ病スケールのスコアが低い患者では、プラセボと実薬との治療効果に実質的な差が認められなかったが、重症度が増すにつれて薬剤の効果も増大していた。抗うつ薬の治療効果を示した研究はほとんどがより重度のうつ病患者に焦点を当てていた。

Fournier氏らは、抗うつ薬療法が軽症の患者ではそれほど有益でないことを、患者と医療従事者ともに認識すべきであるとしている。研究結果は、米国医師会誌「JAMA」1月6日号に掲載された。

これに対し、米モンテフィオーレMontefioreメディカルセンター(ニューヨーク)不安・うつ病プログラム責任者のGregory Asnis博士は「今回の知見が、軽度から中等度のうつ病患者に対する投薬を阻止させるものになるとは思わない」と述べている。

Asnis氏は「プラセボ群で反応がみられたとしても、時間の経過とともに徐々に効果が薄れる。一方、実薬に反応した患者では効果は継続するが、今回の研究期間ではその差は明らかでない。たとえ重症患者群においてプラセボに比べて実薬の効果が最も示されたとしても、時間が経つとどうなるかという疑問が残る」と述べている。

今回の研究は、米国立精神衛生研究所(NIMH)の資金提供を受けて実施されたが、研究著者の多くは、異なる製薬会社から資金提供を受けていることを明らかにしている。(HealthDay News 1月5日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=634665
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