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脳卒中の早期再発を予測する新しいツール


[2010/01/06]
脳卒中の早期再発を予測する新しいツール

脳卒中発症後90日以内に再発が起こるかどうかを予測するツールが、米マサチューセッツ総合病院/ハーバード大学医学部(ボストン)のHakan Ay博士らによって開発された。

Ay氏は「脳卒中の初発後すぐに再発すると、死亡や重度の障害を来す可能性が高いことが示されている。予測ツールは、脳卒中の再発リスクが高く、初回の評価時に通常得られる情報をもとに、直ちに評価を行う必要のある患者の特定に役立つ可能性がある」と述べている。

90日再発リスク予測スコア(RRE-90)と呼ばれるこのツールは、脳スキャンの結果と脳卒中の危険因子(リスクファクター)の数を用いて、3カ月以内に脳卒中が再発する可能性を算出する。危険因子には一過性脳虚血発作(ミニ脳卒中)の既往歴、年齢、初発脳卒中のタイプ(病型)が含まれる。スコアが高いほど、再発リスクが高い。

Ay氏らは、虚血性脳卒中患者1,458例を対象に研究を実施。その結果、危険因子が4つ以上ある人はまったくない人に比べて脳卒中再発の可能性が約40倍高いことが判明した。また、再発患者の96%以上に1つ以上の危険因子をもつ傾向が認められた。喫煙や糖尿病、高血圧などの脳卒中の長期的な予測因子は、短期リスクには反映されなかった。

同氏は「脳卒中再発の短期リスクを予測するツールは現在存在しないため、本ツールは治療および転帰の改善に役立つ可能性がある。例えば、再発リスクが高い人は直ちに脳卒中専門施設に入院し、予防治療を行うことができる。ただし、臨床に用いる前に、予測ツールの精度を確認する必要がある」と述べている。

研究は、医学誌「Neurology(神経学)」オンライン版に12月16日掲載された。(HealthDay News 12月16日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=633925
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