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医師と薬剤師のチーム作業で血圧管理が向上


[2009/12/08]
医師と薬剤師のチーム作業で血圧管理が向上

医師と薬剤師が単独で業務を行うよりも、チームとして手を組んで協力するほうがより良い高血圧管理ができることが、新しい研究によって示された。

米アイオワ大学(アイオワシティー)薬学部教授のBarry L. Carter氏らは今回、6つの診療所で高血圧治療を受けた402人を2群に割り付け、1群には通常の高血圧治療を行い、医師が測定した血圧をもとに処方し、薬剤師はそのまま調剤を行った。別の1群には医師・薬剤師チームが治療を行い、薬剤師は被験者の血圧を評価し、薬剤の種類と投与量の両方を調整する訓練を受けた。

研究の結果、6カ月後、通常治療群の30%、薬剤師・医師チーム群の64%で血圧が推奨値まで降下した。Carter氏は「医師が薬剤師と協力した場合、薬物療法が強化され、投与量が増加し、薬物療法がより有効に用いられた。服薬コンプライアンス(遵守)はさほど大きな改善の理由ではない」という。

また、「現在、このような治療を受けられるのは少数の患者であるが、医療制度が変わってくれば、それも変わる可能性がある。パートナーシップによるアプローチは明らかに、心臓発作や脳卒中、その他の心血管障害の危険因子(リスクファクター)である高血圧管理の業務を改善することができる」とも指摘。

同氏によれば、服薬コンプライアンスは血圧管理における問題の原因の15〜20%に過ぎず、ほとんどの場合、薬物療法は正しい投与量、正しい組み合わせで行われていないという。同氏は「血圧管理に有効であることは、糖尿病や高コレステロール血症など他の慢性疾患にも応用できる」と期待を寄せている。研究結果は、医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」11月23日号に掲載された。

同誌付随論説の著者である米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)健康政策教授のHelene Levens Lipton氏は、パートナーシップの手配には何らかのインセンティブ(誘因)が必要としながらも、「医師と薬剤師のパートナーシップは、米国の高齢者人口が増加するにつれ、ますます重要になってくる。プライマリケア医の不足という深刻な危機に直面しつつあることから、新しいモデルを検討する必要がある」としている。(HealthDay News 11月23日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=633365
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