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コレステロール値異常が心不全リスクに影響


[2009/12/07]
コレステロール値異常が心不全リスクに影響

コレステロール値に異常があると、心不全のリスクが有意に増大する可能性が、米国の新しい研究によって示された。米国立心肺血液研究所(NHLBI)フラミンガム心臓研究(Framingham Heart Study)責任者のDaniel Levy博士らは、同研究に参加した被験者6,860人(平均年齢44歳)のデータを分析。研究開始時に冠動脈心疾患(CHD)を有する被験者はいなかったが、約26年間の追跡調査後、680人が心不全を発症していた。

心不全の発症率は次のとおり:
・高比重リポ蛋白(HDL)コレステロールが低値(男性40mg/dL、女性50mg/dL未満)の被験者では12.8%。
・HDL値が適切な(男性55mg/dL、女性65mg/dL以上)被験者では6.1%。
・トリグリセリド(中性脂肪)および低比重リポ蛋白(LDL)コレステロールなどのHDLコレステロール以外の値が高い(190mg/dL以上)被験者では13.8%。
・HDLコレステロール以外の値が適切な(160mg/dL未満)被験者では7.9%。

年齢、性別、ボディー・マス・インデックス(BMI)、血圧、糖尿病および喫煙を要因として考慮すると、心不全リスクは、HDLコレステロール以外の値の高い被験者のほうが低い被験者よりも29%高く、HDLコレステロール値の高い被験者は低い被験者よりも40%低かった。また、心臓発作リスクは、HDLコレステロール以外の値が高い被験者のほうが13%高く、HDLコレステロール値の高い被験者では25%低かった。

Levy氏は「今回の研究は、心不全におけるコレステロール値(HDL、非HDLの両方)の関与についてさらに一歩踏み込んだものであり、コレステロール血症の治療が、心臓発作の予防効果以上に、心不全予防に長期的な利益をもたらすことを示唆している」と述べている。

研究結果は、米医学誌「Circulation(循環器)」オンライン版に11月23日掲載された。(HealthDay News 11月24日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=633342
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