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人工光への継続的曝露はうつ病の原因に


[2009/11/05]
人工光への継続的曝露はうつ病の原因に

夜間に過剰の光に曝露すると、うつ病の原因となることが示された。米オハイオ州立大学の研究で、マウスを光のある部屋に1日24時間置いたところ、通常の昼夜サイクルのある部屋に置いたマウスよりもうつ病症状が多く示されたという。

しかし、1日中光に曝露されていても望めば暗い場所に行ける環境にあったマウスは、24時間光曝露マウスよりもうつ病症状が少なく、「光を避けることができれば、うつ病への影響が抑えられる」と、筆頭著者で同大大学院生のLaura Fonkenは述べている。

共著者の同大学教授Randy Nelson氏は「この知見は、人工の光がどの程度人間に影響を与えるかを知る必要性を示唆するものである」と述べるとともに、「逃れることのできない持続光はうつ病症状を増加させる。人間での抑うつ疾患の増加率は、現代社会では夜間の光の増加と一致している。多くの人が自然ではない光に曝露されており、実際に健康に影響している可能性がある」と付け加えている。

Fonken氏は「人工光の健康への影響を調べることは、夜間シフトで働く人や、夜遅くまでテレビをみて通常の明暗サイクルを乱している人にとって重要」と述べている。また、Nelson氏は「病院の集中治療室(ICU)はしばしば夜間でも明るく、これが患者にマイナスの影響を与えているかもしれない」と指摘している。

研究は、シカゴで開かれたニューロサイエンス学会(SfN)で発表され、医学誌「Behavioural Brain Research(行動学的脳研究)」12月28日号に掲載予定。
(HealthDay News 10月23日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=632118
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