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ヒトの心臓マスター幹細胞を用いて心筋組織の細片を作製


[2009/10/28]
ヒトの心臓マスター幹細胞を用いて心筋組織の細片を作製

損傷した心臓を文字通り再建するという目標に向けて大きな一歩が踏み出されたことが、新しい研究によって示された。新たに同定されたヒトの心臓マスター幹細胞を用いて、実験室レベルで正常に機能する心筋の細片の作製に成功したという。

米ハーバード幹細胞研究所/マサチューセッツ総合病院心血管研究センター(ボストン)所長のKenneth Chien博士は「今回の研究によって心臓幹細胞療法に近づけた。この治療法は心臓にバンドエイドを貼るようなものとなっている」と述べている。心臓発作(心筋梗塞)で損傷した組織部分に心室の心筋細胞の薄層を置き、それが広がって正常に機能する心筋になる可能性や、損傷した領域に細胞を注入し、健康な新しい組織が形成される可能性がある。

Chien氏によれば、鍵となる発見は、心筋の細片の産生に使用する特殊な幹細胞の同定であるという。これは、マウスでの同定を経て、ちょうど2カ月前にヒトで同定された。その後、米ハーバード大学工学・応用科学准教授のKevin Kit Parker氏が実験室で開発した技法を用いて、心筋の細片を増殖させた。

携帯電話やその他の最新機器でみられるマイクロ電子工学のコンポーネントを作るために使用される同じ技術を用いて、薄いポリマーフィルムの薄層で細胞を増殖させるという。Chien氏は、移植した心筋組織への適切な血液供給をどのように作製するかなど、解決すべき問題があるとしながらも、「これはヒトにおける幹細胞研究から心臓再生医療へ移行する第一歩である」と述べている。

研究結果は、米科学誌「Science」オンライン版に10月15日掲載された。(HealthDay News 10月15日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=631984
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