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幹細胞研究により大腸癌(がん)ワクチンへの希望生まれる


[2009/10/23]
幹細胞研究により大腸癌(がん)ワクチンへの希望生まれる

ヒト幹細胞が、大腸癌(がん)や他のタイプの癌に対するワクチンを作る手段をもたらす可能性が、米国および中国の科学者らによるマウスを用いた研究で示された。

米コネティカット大学幹細胞研究所のZihai Li博士は「癌と幹細胞の分子的、生物学的特徴には共通点が多い。幹細胞を用いて宿主に免疫を与えることによって免疫系を‘だまし(fool)’、癌細胞が存在すると信じさせて腫瘍と闘う免疫プログラムを開始させることができる」と述べている。

ヒト幹細胞と大腸癌に対する免疫法を関連づけた研究はこれが初めて。長年、胚材料を用いたヒトへの免疫付与は抗腫瘍免疫応答を誘発すると信じられてきたが、この理論は動物研究の域を出なかった。Li氏らは今回、ヒトの胚幹細胞を用いてマウスに免疫付与し、その結果、大腸癌細胞に対して一貫して免疫反応が生じた。

免疫付与したマウスでは付与しなかったマウスに比べて、腫瘍の成長が劇的に抑制された。また、ヒトの胚幹細胞は免疫応答を誘発したが、iPS細胞(誘導多能性幹細胞)は誘発しなかった。同氏らは「この知見は、iPS細胞がヒトの胚幹細胞と同じで、代替となりうるという最先端の幹細胞研究の理論の正当性を疑わせるものである」と述べている。

同氏らはさらに「今回は大腸癌に対する予防についてのみ調べたが、幹細胞は広範囲の癌に対して免疫応答を起こすのに有用であり、普遍的な癌ワクチンとなる可能性がある」としている。研究結果は、医学誌「Stem Cells(幹細胞)」オンライン版に10月7日掲載された。(HealthDay News 10月7日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=631693
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