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運動が授乳中の母親の骨密度を高める


[2009/10/21]
運動が授乳中の母親の骨密度を高める

新しく母親となった女性が母乳育児を行う際にみられる、カルシウム量減少による骨密度(BMD)低下に打ち勝つには、ウォーキングやジョギングなどの心血管運動や筋力トレーニングなどの運動が必要であることが、新しい研究によって示された。

米医学誌「Medicine & Science in Sports & Exercise(スポーツ&運動に関する医学&科学)」10月号に掲載された今回の研究では、運動をしない新しい母親では、産後に腰椎の骨密度が約7%低下することが判明した。この知見は、産後4〜20週に骨密度を調べた女性20人の分析に基づくもの。

米ノースカロライナ大学グリーンズボロ校栄養学のCheryl Lovelady氏は「授乳中は、1日あたり200mgのカルシウムが母親の貯蔵分から乳汁中に移動する。カルシウムは骨密度や健康と強く関連しており、枯渇は骨密度低下につながる可能性がある。離乳すれば骨密度は通常、正常値に回復する。体重負荷運動が授乳中の骨量減少を最小限に抑え、のちの骨粗鬆症リスクを低減すると考えられた」と述べている。

研究の結果、運動によって授乳中の骨量減少が抑制されることが判明。週3日の筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせは骨密度低下を4.8%に抑制したが、運動をしない女性では7%であった。また、体重負荷運動を行った女性には、体脂肪率の低下や筋力の増大もみられた。

同氏は「被験者は、わずか16週間の産後運動プログラム終了後、全般的により健康かつ強くなっていることを自覚した。この運動を日常生活で実施すれば、家族全員が活動的になり、全般的な健康の向上に役立つ可能性がある」と述べている。(HealthDay News 10月8日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=631441
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