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早期臨床試験で新型インフルエンザワクチンの安全性認める


[2009/08/31]

早期臨床試験で新型インフルエンザワクチンの安全性認める

H1N1豚(新型)インフルエンザウイルスは依然として世界的な広がりをみせ、季節性インフルエンザと同様の軽症の感染を引き起こしているが、米国保健当局は「今秋に向けてワクチンの準備が進められており、早期臨床試験でワクチンの安全性が示された」と発表した。

新しいワクチンは現在、一連の臨床試験が進行中であり、9月半ばから10月後半に終了する予定である。当局では、10月半ばまでに4,500〜5,000万人分、年末までに1億9,500万人分のワクチンの入手を望んでいる。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のAnthony Fauci博士は、進行中あるいは予定されている5つの臨床試験について公表した。

8月初旬に開始された成人を対象とした最初の試験では、最も有効なワクチン用量と、1回または2回投与の必要性を検討。同氏は「9月半ばに1回目、10月半ばに2回目の投与に関するデータが出る予定。この試験の早期結果では、ワクチンは安全であり、重篤な副作用はないことが示された」という。

2つ目の試験も成人が対象であり、H1N1豚ウイルスワクチンの最適な投与時期を検討。3つ目は6カ月〜17歳の小児が対象で、9月および10月に用量が判明するという。また、9月半ばに妊婦を対象とした臨床試験、9月半ば〜後半には、効果を高めるために添加物を加えたアジュバント(adjuvant)と呼ばれるワクチンの臨床試験が開始される予定。

米国疾病管理センター(CDC)のJay Butler博士は「CDCではワクチンを接種すべき対象に関する最終勧告を発表し、妊婦、6カ月〜24歳の小児および若年成人、25〜64歳のインフルエンザ関連の合併症リスクの高い疾患のある人、医療従事者、6カ月未満の乳児の同居人や世話人がこれに含まれる。米国ではこれまで7,963人が入院、522人が死亡したが、検査を行っていない症例も多くあるため、この数値は実際よりも少ないことに留意することが重要である」と述べている。

6月に、世界保健機関(WHO)は41年ぶりにH1N1豚インフルエンザのパンデミック(世界的流行)を宣言した。AP通信によれば、チリ政府が七面鳥からH1N1株が検出されたことを公表。専門家は、H1N1が鳥ウイルスと組み合わさって、より伝染性の強い有害なヒトインフルエンザウイルス株が広がる可能性を懸念している。(HealthDay News 8月21日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=630299
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