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親のストレスが子どもの喘息リスクを高める


[2009/08/04]

親のストレスが子どもの喘息リスクを高める

車による大気汚染によって小児の喘息発現リスクが高まる可能性があるが、親のストレスが加わると喘息になる確率がさらに高まることが、新しい研究によって示された。子宮内で別の喘息リスクである喫煙に曝露された小児も、親のストレスによって喘息リスクが高まるという。

カナダ、セント・マイケル病院(トロント)リカシン知識研究所Li Ka Shing Knowledge InstituteのKetan Shankardass氏は「大気汚染と喘息は関連しており、家庭でのストレス曝露が増大するほど関連性が高まる。喘息の原因は不明であるが、今回の知見は原因過程に対する理解に役立つ」と述べている。

同氏らは、南カリフォルニアの5〜9歳の小児2,497人のデータを収集。研究開始時点で、被験者には喘息や喘鳴(ぜんめい)の既往はなかった。同氏らは、喘息の発現について3年間の追跡調査を実施した。また、親にストレスを調べる質問票に記入してもらい、小児の母親に、自分の人生をコントロールしていると感じるか、問題に対処できると感じているか、または人生に対処するうえで問題があるかを尋ねた。さらに、小児の交通関連汚染への曝露や、出生前のたばこ煙曝露に関するデータも収集した。

研究の結果、ストレスまたは社会経済的状態自体は、喘息発現のリスクを高めなかった。ただし、親のストレスが交通関連汚染や出生前の喫煙への曝露と組み合わさると、汚染や喫煙に曝露されているがストレスのない小児よりも喘息リスクが増大した。Shankardass氏は「社会経済的状態が悪い地域では、交通関連汚染への曝露、親の喫煙、ストレスはより一般的であり、これが恵まれない親を持つ子どもに喘息が多い一因である」としている。

研究結果は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に7月20日掲載された。

米ニューヨークアレルギー・喘息ケアのClifford Bassett博士は「親のストレスが小児や喘息に影響を与えることは驚くにあたらない。ストレスは免疫系に影響を及ぼす。ストレス、たばこ、大気汚染の関連はいずれも悪いことは明らかである」と述べ、家族のストレス測定も小児喘息患者の治療の一部とすべきであるとしている。(HealthDay News 7月21日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=629207
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