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大腸癌(がん)検出において大腸鏡検査はカプセル内視鏡に勝る


[2009/07/27]
大腸癌(がん)検出において大腸鏡検査はカプセル内視鏡に勝る

カプセル内視鏡と呼ばれる低侵襲性の癌(がん)スクリーニング手技に大きな期待が寄せられているが、前癌ポリープや癌の特定では“カメラ・ピル(camera pill)”はより侵襲性の高い、標準的な大腸(結腸)鏡検査ほど有効でないことが、ベルギーの新しい研究によって示唆された。

カプセル内視鏡検査では、患者はバッテリーで作動する、両端にビデオカメラを搭載した排泄可能な小さなカプセルを飲み込む。ベルギー、ブリュッセル自由大学エラスムス大学病院のAndre Van Gossum博士らは今回、大腸(結腸)癌の既往がある患者(約3分の1)または疑いがある患者(約3分の2)300人以上を対象に、カプセル内視鏡検査を実施後、従来の大腸鏡検査を実施した。

被験者は22〜84歳(平均年齢約59歳)であり、55%が男性であった。研究の結果、鎮静を必要としないカプセル内視鏡検査は安全で、大腸を視覚化する低侵襲性の手技であることが判明。カプセルは約98%の患者で目的どおりに機能し、飲み込みやすく、排泄に問題を認めた患者はいなかった。約93%の患者で服用後10時間以内に、バッテリーが切れる前に体外へ排出された。ほとんどの副作用は軽度であり、大腸の前処置に関連していた。

カプセル内視鏡の有効性は腸管洗浄度に直接関連し、検出感度は腸管洗浄度が優・良の患者に比べて不良・可の患者で有意に低下した。また、標準的な大腸鏡検査と比較した場合に、6mm以上のポリープでは64%、同程度の大きさの進行癌(腺癌)では73%の感度であった。さらに、大腸鏡では19例の大腸癌が確認されたが、カプセル内視鏡では14例しか検出されなかった。

Van Gossum氏らは「現段階では、スクリーニング法においてカプセル内視鏡は大腸鏡検査に比べて劣る。ただし、低侵襲であるためより多くの患者が大腸癌スクリーニングを受ける可能性は高まる。技術的な改善と前処置の適切なプロトコルで感度が高まる可能性がある」と述べている。別の専門家は、「鎮静が非常に困難なために大腸鏡検査が受けられない患者や受けたくない患者にはカプセル内視鏡が適切と思われる。ただし、患者は検出精度が低いことを認めたうえで選択する必要がある」としている。研究結果は、米医学誌「New England Journal of Medicine」7月16日号に掲載された。(HealthDay News 7月15日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628979
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