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遺伝子でアルツハイマーの発症時期の予測が可能


[2009/07/23]

遺伝子でアルツハイマーの発症時期の予測が可能

アルツハイマー病の発現リスクと発症年齢を非常に正確に予測するTOMM40遺伝子が、米国の研究者らによって同定され、オーストリア、ウィーンで開催されたアルツハイマー病協会2009国際アルツハイマー病学会(ICAD)で報告された。

今回の研究で、米デューク大学(ノースカロライナ州)ディーンDeaneドラッグデリバリー研究所所長のAllen Roses博士らは、TOMM40遺伝子によって60歳以上では5〜7年の枠内(window)でアルツハイマー病の発症年齢を予測できることを明らかにした。

同氏らは「この遺伝子はこれまで発見されたアルツハイマーの遺伝子のうち最も予測精度が高いと思われる。今後の研究で裏付けられれば、年齢(特に60歳以上)、アポリポ蛋白E(APOE)遺伝子型、TOMM40の状態に基づく評価を行い、疾患リスクと発症年齢を算出することができる」という。

Roses氏は以前の研究で、特にAPOE4がアルツハイマー病のリスク増大およびより若齢での発症と関連していることを示した。APOE4は遅発性アルツハイマー病の約50%のケースでみられるが、それ以外は原因不明である。同氏は「2つの主要な遺伝子、APOE4とTOMM40を組み合わせれば、遺伝的影響を受ける85〜90%を推定できる」と述べている。

同氏らは、アルツハイマー病の予防または遅延を評価する薬剤試験と並行して、APOE遺伝子型とTOMM40に関する5年間の研究を実施する予定。(HealthDay News 7月12日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628905
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