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癌(がん)リスクが報告されたインスリン製剤の継続投与を推奨−FDA


[2009/07/17]

癌(がん)リスクが報告されたインスリン製剤の継続投与を推奨−FDA

糖尿病注射薬インスリングラルギン(商品名:ランタス、サノフィ・アベンティス社)によって癌(がん)リスクが高まる可能性が、欧州糖尿病研究協会(EASD)誌「Diabetologia」に掲載された4件の研究のうち3件で示唆されているが、患者はその使用を継続すべきであるとの米国食品医薬品局(FDA)の見解が示された。

インスリングラルギンは1日1回投与の持効型(溶解)インスリンアナログ製剤で、1型糖尿病および2型糖尿病の両方に用いられる。FDAは「これらの研究の追跡調査期間は、薬剤投与の癌リスクを評価する一般的な研究に比べて短く、研究内容の一貫性に欠けるため、同薬の使用と癌との関連性は疑わしい」としている。

また、「現存のデータによれば血糖コントロール不良による急性、および慢性の重篤な有害事象が生じうるため、医師に相談なくインスリン療法を中止しないことを勧める」と述べ、現在、同薬の安全性に関するデータを再検討中であり、その間、医療専門家と患者の双方にインスリングラルギン使用による副作用をFDAの “MedWatch Adverse Event Reporting Program(MedWatch有害事象報告プログラム)” に報告するよう奨励している。

米国糖尿病協会(ADA)も、「これらの研究や自分のインスリンレジメンに不安がある患者は、医師に相談すべきであり、この知見をもとにインスリン投与を中止すべきではない」と述べている。サノフィ・アベンティス社のスポークスマンはウォールストリート・ジャーナルに対して、「この問題についてFDAとともに作業を進めており、同薬の安全性を支持し続ける」と述べている。(HealthDay News 7月1日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628664
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