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良い食習慣が長生きにつながる


[2009/07/07]
良い食習慣が長生きにつながる

健康的な食事をしていれば、長生きできる可能性が高い。言い古されたアドバイスかもしれないが、食事によって寿命に差が生じることが、新しい研究によって示された。

米ニューヨーク市立大学(CUNY)クイーンズ校栄養学教授のAshima Kant氏は、「他の研究でも生存に対する便益は示されているが、個々の食品しか検討されていない。今回の研究は食事の特徴を全体的に検討したものである」という。同氏らは今回、35万人以上の男女を含む米国立衛生研究所(NIH)/AARP(50歳以上の人を対象とする米国の非営利団体、旧米国退職者協会)のデータベースから情報を抽出し、10年間の追跡調査期間中の食習慣と死亡リスクとの関連性を評価した。

同氏らは、2005年に米国農務省(USDA)が発表した「アメリカ人のための食事ガイドライン(指針)」にどれほど忠実に従っているかに応じて、被験者を5群に分けた。被験者には、果物、野菜、低脂肪乳製品、全粒粉、赤身肉・鶏肉、脂肪の摂取という健康的な食事の6つの構成要素について質問した。

研究の結果、最もスコアが高い(最上位5パーセンタイル)群では、追跡調査期間中の死亡リスクが20〜25%低かった。性差も認められ、最も健康的な食事をしている女性では死亡リスクが25%、男性では20%低減した。研究結果は、米医学誌「The Journal of Nutrition(栄養学)」7月号に掲載された。

Kant氏は「最高のスコアを得るために完全な食事をする必要はない。例えば、野菜を週5〜6食(serving)分摂取すれば、その項目のスコアは最も高くなる。ガイドラインの推奨事項をすべてやる必要はない」と述べ、最低のスコアでなければスコアが低くとも長生きする傾向があると指摘。スコアが2番目に高い群の死亡率は、女性が20%、男性が17%低かったという。

米医学誌「The American Journal of Clinical Nutrition(臨床栄養学)」7月号に掲載された別の研究では、良い食習慣が動脈硬化の進行を遅らせるにも有用である可能性が示されている。米ペン・ステート大学(ペンシルベニア州)のPenny Kris-Etherton氏は同誌の論説で、「2つの研究は同様のことを示している。良くない食事が慢性疾患の発現や悪化、全死亡原因による死亡率に重要な役割を果たす証拠が増えている」と述べている。(HealthDay News 6月23日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628198
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