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脂質異常症治療薬が糖尿病による下肢切断リスクを低減


[2009/06/01]

脂質異常症治療薬が糖尿病による下肢切断リスクを低減

2型糖尿病患者に対して、血中脂質濃レベルを低下させるためにフィブラート系の脂質異常症治療薬フェノフィブラートを投与すると、糖尿病による四肢切断リスクが36%低減することが、新しい研究によって示された。

今回の研究で、オーストラリア、シドニー大学国立保健医療研究審議会(NHMRC)臨床試験センター教授のAnthony Keech氏らは、50〜75歳の9,795人に、フェノフィブラート200mgまたはプラセボのいずれかを1日1回、5年間投与した。うち115人が糖尿病による下肢切断を行った。

研究の結果、心血管疾患の既往、細小血管疾患、非外傷性切断または皮膚潰瘍の既往、喫煙癖がある患者や糖尿病罹患期間が長い患者は、それ以外の心血管障害を有する患者や、心血管障害も切断の既往もない患者に比べて、切断の可能性が高かった。

フェノフィブラート投与群における初めての切断リスクは、プラセボ群に比べて36%低かった。また、フェノフィブラート投与群では、切断した四肢に大血管疾患を認めず、足首下の切断リスクは47%低かった。Keech氏らは、研究で大動脈のアテローム性動脈硬化症に関連する切断と糖尿病細小血管疾患に関連する切断を識別するために大血管疾患の状態を検討した。

足首より上の切断リスクについては、フェノフィブラート投与群と非投与群の間に実質的な差は認められなかった。身長は切断の主要な予測因子であることが判明し、身長が10cm高くなれば、リスクは1.6倍になった。

Keech氏らは「大血管疾患や細小血管疾患のリスクの典型的なマーカーが2型糖尿病患者の下肢切断と関連していた。今回の知見は、糖尿病に関連する下肢切断予防の標準的な治療に変化をもたらす可能性がある。わずか1.5年間のフェノフィブラート使用後に、切断率が低下することが示された」と述べている。研究結果は、英医学誌「The Lancet」5月23日号の糖尿病特集号に掲載された。(HealthDay News 5月21日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=627317
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