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咽頭筋の運動が睡眠時無呼吸を軽減


[2009/05/20]

咽頭筋の運動が睡眠時無呼吸を軽減

軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の軽減に、舌や咽喉の運動が有用であることが、新しい研究によって示された。

今回の研究では、3カ月のプログラムがOSAの重症度の40%軽減に有用であることが判明。血中酸素飽和度の低下や眠気、いびき、睡眠の質の低下などの症状が改善したという。運動を行った中等度のOSA患者10例のうち、8例が軽度、2例がOSAなしに再分類された。

ブ ラジル、サンパウロ大学睡眠研究所のGeraldo Lorenzi-Filho博士は「一般的に、口腔咽頭筋を強化し、鍛えても、睡眠中の患者に便益はないと考えられてきたが、最近の研究で、ディジェリ ドゥー(didgeridoo、アボリジーの木管楽器)の演奏がいびきやOSAの軽減に有用であることが判明。日中に行ったことが睡眠中にすべて失われる わけではないことが示された」と説明している。

同氏らは今回、軽度から中等度のOSA患者16例に、1日1回と週1回の舌と咽頭の運動を 行ってもらい、残り15例には深呼吸と生理食塩水による鼻洗浄を行うプラセボ治療を行った。プラセボ群では症状が変化せず、また両群ともOSAの原因であ る2つの因子、つまり体重にも身体サイズにも変化は認められなかった。

Lorenzi-Filho氏は「上気道の筋肉は極めて複雑で、 OSAの発症機序の解明にはほど遠い。今回行った運動は上気道の正しい生理機能を標的とし、上気道リモデリングを促進するものである」と述べている。研究 結果は、米医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine(呼吸器・クリティカルケア医学)」5月15日号に掲載された。(HealthDay News 5月8日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=626857
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