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ステロイド薬併用で多発性硬化症の症状が軽減


[2009/05/14]

ステロイド薬併用で多発性硬化症の症状が軽減

多発性硬化症(MS)治療薬とステロイド薬を併用した場合に、MS治療薬単剤使用に比べて症状が軽減する可能性が、新しい研究によって示唆され、米シアトルで開かれた米国神経学会(AAN)年次集会で報告された。

デンマーク、コペンハーゲン大学病院デンマーク多発性硬化症研究センター(DMSC)のMads Ravnborg博士らが米バイオジェン・アイデックBiogen Idec社の支援を受けて実施した今回の研究は、再発寛解型(relapsing-remitting )MS患者341人が対象。

同氏らは、一部の患者を無作為に選択し、通常のMS治療薬であるインターフェロンβ(ベータ)-1aに加えて、ステロイド薬のメチルプレドニゾロンを月1回、3日間で3回投与した。それ以外の患者にはインターフェロンとプラセボを併用投与した。3年間の試験期間中、3カ月毎に患者を評価した。

研究の結果、ステロイド併用群ではプラセボ併用群に比べて、再発(疾患が活動性であるエピソード)が38%少なかった。MSの障害度評価でも、ステロイド併用群ではやや改善が認められたが、プラセボ併用群はやや低下した。また、ステロイド併用群では、MSに関連する脳病変の大きさに変化が認められないか縮小したが、プラセボ併用群では増大した。

Ravnborg氏は「今回の結果は、ステロイドとインターフェロンの2剤併用は相乗効果を持ち、疾患活動性に対してより有効であることを示している。インターフェロンによる便益は中等度に過ぎず、全例に有効というわけではないため、これは有望な知見である」と述べている。(HealthDay News 4月30日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=626363
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