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水痘ワクチン2回接種の開始で患者85%減 ―米CDC


[2016/09/15]
水痘ワクチン2回接種の開始で患者85%減 ―米CDC

米国では、水痘ワクチンの2回接種が推奨されるようになった2006年以降、水痘帯状疱疹ウイルスを原因とする水痘(水ぼうそう)の減少が続いていると、米国疾病管理予防センター(CDC)が報告している。2005〜2006年から2013〜2014年までの間に水痘は85%減少しており、特にワクチンの2回接種を受けている比率の高い5〜14歳の小児に大幅な減少が認められているという。

CDCによると、水痘の症状はかゆみ、水疱状の発疹、倦怠感、発熱など。乳児、成人、免疫系の低下している人では重症になる傾向がある。予防接種が始まる前は、水痘はよくみられる疾患であり、1990年代はじめには米国で年間平均400万人が水痘に罹患し、1万3,500人が入院、100〜150人が死亡していた。予防接種の実施により年間350万人以上の水痘を予防し、入院9,000件、死亡100件を阻止できるようになったと、CDCは報告している。

ワクチンによってすべての人の水痘を予防できるわけではないが、予防接種を受けた人が水痘に罹った場合、通常は予防接種をしていない人よりも水疱の数が少ないなど、軽症ですむ傾向があるという。監視すべき症例数が減少した現在、州の保健当局は新たな流行の特徴(症状の重症度、入院件数、予防接種の有無など)を十分に調査できるようになったと、CDCは指摘する。

今後は、依然として重症例が発生している理由と、予防接種を受けた人にも重症例がみられるのか否かを解明することが不可欠だという。研究責任著者のAdriana Lopez氏らは、「水痘の症例数をさらに減らすことにより、各州が水痘に関する調査を強化し、予防接種プログラムの効果を監視するための報告の完全性を高められる可能性がある」と話している。

米国では1996年に水痘ワクチンの1回接種が開始され、症例数が10年間で90%減少した。しかし、流行は引き続き発生していたため、2006年に2回接種スケジュールが開始された。CDCは、生後12〜15カ月に1回目、4〜6歳で2回目の接種を受けるよう勧告している。2014年までに40州が水痘に関するデータを報告しているが、予防接種プログラムの開始以来、毎年データを提出しているのはイリノイ州、ミシガン州、テキサス州、ウェストバージニア州の4州のみである。

今回の報告は、CDCが発行する「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)」9月2日号に掲載された。(HealthDay News 2016年9月1日)

https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/chickenpox-news-123/continued-success-with-2-doses-of-chickenpox-vaccine-714518.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
論文アブストラクト:
http://www.cdc.gov/mmwr/volumes/65/wr/mm6534a4.htm

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