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全粒穀物をよく食べる人は早期死亡リスクが20%低い


[2016/06/23]
全粒穀物をよく食べる人は早期死亡リスクが20%低い

精白した穀物よりも全粒穀物を食べるほうがよいとは昔からいわれているが、それによって寿命が延びる可能性が、新たな研究で示唆された。「全粒穀物の摂取量が多いほど、特に心血管疾患による死亡率が低くなる」と、研究著者で米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(ボストン)助教授のQi Sun氏は述べている。

全粒穀物には、糠・ふすま(穀皮)、胚芽(栄養豊富な芯の部分)、胚乳(中間層)を含めた穀粒が丸ごと含まれている。全粒穀物を用いた食品には全粒小麦粉、オートミール、玄米、全粒コーンミールなどがある。穀物を精白すると、糠や胚芽が除去されるため、食物繊維、鉄分のほか、多くのビタミンB群も失われてしまう。白パン、白米、精白小麦粉はいずれも精製された穀物だと、米国農務省(USDA)は説明している。

今回の研究では、発表済みの12件の研究と、国民健康栄養調査(NHANES)のデータをレビューした。米国、英国、北欧諸国の男女80万人が解析対象とされた。研究期間は1971〜2010年で、この期間中に約9万8,000件の死亡が記録されていた。

直接的な因果関係は示されていないものの、全粒穀物を1日に3皿分(合計48g)食べる人は、3皿分未満しか食べない人や全く食べない人に比べて心疾患および脳卒中による早期死亡のリスクが約25%低く、がんによる死亡リスクは約15%低かった。

その理由についてはさまざまな可能性が考えられるという。全粒穀物は食物繊維が豊富であるため、血糖値やコレステロール値が改善され、心疾患や糖尿病のリスクが低減する可能性がある。また、食物繊維は満腹感を長時間持続させるため、摂取カロリーを抑えて正常体重が維持され、心疾患リスクが低減するとも考えられる。

この知見に基づけば、全粒穀物の利点を無視した低炭水化物ダイエットは心疾患リスクを高める可能性があるため、慎重に行う必要があるとSun氏は述べている。

48gの全粒穀物を摂取するには、たとえば全粒パンであれば3切れを食べればよい。その他の全粒穀物には、玄米、オートミール、キヌア、オーツ麦などがある。ただしUSDAによると、全粒穀物であるかどうかを色から判断することはできないため、食品成分表を確認すべきだという。

この研究は、「Circulation」6月14日号に掲載された。(HealthDay News 2016年6月13日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/food-and-nutrition-news-316/eating-more-whole-grains-lowers-the-risk-of-early-death-711839.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
論文アブストラクト:
http://circ.ahajournals.org/content/133/24/2370.abstract

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