健康美容NEWSモバイル
健康美容ニュース

4種のポリフェノールエキス配合石けんが加齢臭低減/サントリー健康科学研究所


[2011/06/24]

サントリー健康科学研究所(所長:柴田浩志、大阪府三島郡島本町)は、ウーロン茶エキス、甜茶エキスをはじめとする4種のポリフェノールエキス(以下、抗ノネナールPC※1)を配合した石鹸が、中高年男性の加齢臭を低減させることを確認した。第24回におい・かおり環境学会(8月22−23日、千葉県)で発表する。

今回の発表演題と発表者は以下の通り。

▼発表演題

「ポリフェノール配合石鹸による中高年男性の加齢臭低減効果」

▼発表者

サントリー健康科学研究所 龍口巌、松岡龍雄、泉玲子、伊地智節、柴田浩志

【研究の背景】

サントリーグループは、長年にわたる商品開発の歴史の中でポリフェノールと香りについての研究を続けており、これまでにウーロン茶や甜茶のエキスがいくつかの臭い成分に対する消臭効能を有することを明らかにしてきた。

近年、サントリーウエルネス株式会社には、加齢臭に関する悩みの声が数多く寄せられていることから、今回、抗ノネナールPC配合石鹸による、中高年男性の加齢臭に対する有効性を確認することを目的に、以下の実験を行った。

<実験1>抗ノネナールPCによる加齢臭主成分「ノネナール」に対する脱臭試験

加齢臭の主成分は「ノネナール」であることが明らかとなっている。これが多く発散されることで加齢臭として認識されるようになる。この実験では、抗ノネナールPCの「ノネナール」に対する脱臭効果を高速液体クロマトグラフ法※2により測定した。

4種のポリフェノールエキス配合石けんが加齢臭低減/サントリー健康科学研究所

<結果>

「ノネナール」の濃度は、30分後で80%、60分・180分後には85%相当量減少し、抗ノネナールPCの「ノネナール」に対する強い脱臭効果が確認された(図1)。

<実験2>抗ノネナールPC配合石鹸による加齢臭低減効果確認試験

「加齢臭が気になる」あるいは「加齢臭を指摘された事がある」中高年(43歳〜75歳)の日本人男性20名を対象に、抗ノネナールPC配合石鹸を4週間継続使用※3してもらい、(1)〜(3)の実験を通して加齢臭の低減効果を確認した。

<実験2−(1)>ノネナール量の測定

支給したTシャツを各検査日(使用開始前の検査日、使用2週間後、使用4週間後)の前から3日間就寝時に着用してもらい、シャツに付着したノネナール量をGC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)を用いて測定した。

4種のポリフェノールエキス配合石けんが加齢臭低減/サントリー健康科学研究所

<結果>

抗ノネナールPC配合石鹸を使用する前と比較して、使用2週間後および4週間後で、身体から発するノネナール量に有意な低下が認められた(図2)。

<実験2−(2)>臭気判定士※4による加齢臭の臭い強度の判定

6段階臭気強度表示法に基づき、臭気判定士が被験者の加齢臭の臭気強度を判定した。

4種のポリフェノールエキス配合石けんが加齢臭低減/サントリー健康科学研究所

<結果>

抗ノネナールPC配合石鹸を使用する前と比較して、使用2週間後および4週間後で、加齢臭の臭気強度に有意な低下が認められた(図3)。

<実験2−(3)>被験者による主観評価

主観評価を定量化するvisual analogue scale (VAS)※5法を用い、被験者自身の加齢臭に対する効果体感を測定した。

4種のポリフェノールエキス配合石けんが加齢臭低減/サントリー健康科学研究所

<結果>

抗ノネナールPC配合石鹸を使用する前と比較して、使用1日後、2週間後、4週間後で、被験者自身の加齢臭低減に関する効果体感が認められた。(図4)

<結論>

各実験の結果から、抗ノネナールPC配合石鹸を4週間継続使用することで、加齢臭を低減させることが明らかとなった。

同社では、今後、この知見をもとに、商品開発に応用していく予定。

▼におい・かおり環境学会について

においに関する国内外の研究者や企業が一同に会し、様々なにおいに関する最新の研究や事例等を発表する学会。学会を主催する協会は、臭気判定士試験実施や技術講習会、セミナーなども行っている。

※1同社では、ウーロン茶エキス、甜茶エキス、緑茶エキス、柿渋エキスを混合配合したポリフェノールエキスを“抗ノネナールPC(ポリフェノールコンプレックス)”と呼称している。

※2様々な有機化合物の分離や定量のための代表的な手法。この実験では、抗ノネナールPCが入った袋に「ノネナール」を入れ、経過時間ごとの袋内の「ノネナール」濃度を算出した。

※3毎日の入浴時にボディタオルを用いて泡立て、身体全体を洗浄。

※4臭気判定士

においの測定方法には分析機器による測定法と人の嗅覚を用いる嗅覚測定法の2通りある。臭気判定士(臭気測定業務従事者)とは嗅覚測定法を行うための国家資格者であり、パネルの選定、試料の採取、試験の実施、結果の求め方まで全てを統括する。

※5 100mmの直線上の端を「全くにおわない(0mmの位置)」、他端を「とてもにおう(100mmの位置)」とし、加齢臭のにおいの程度を被験者自身が直線上にマークし、一端からの長さを測定して数値化する方法。

つぶやく
関連ニュース
セ加齢臭の原因を吸着抑制するコンディショニング成分を発見/ロート製薬
セ人体への抗酸化能について「水素サンゴパウダー」のヒト臨床試験を開始!/炭プラスラボ
セ抗菌石けんに普通の石けんとの差は認められず
関連ワードで検索
ポリフェノール石けん加齢臭低減試験サントリー
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.履くだけでむくみケアする段階圧力ソックスの新タイプ
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO