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メタボリックシンドロームの”サミット”を開催


[2010/11/18]
メタボリックシンドロームの”サミット”を開催

「食育健康サミット2010」(主催=(社)日本医師会、(社)米穀安定供給確保支援機構)が2010年11月18日、日本医師会館(東京都文京区)で開催された。テーマは「メタボリックシンドロームの科学とその対策―飽食時代の生活習慣病対策と日本型食生活の役割―」。

講演では、3年目に突入した特定健診・特定保健指導(メタボ健診)が着実に成果を見せる中、各専門家が、メタボに関するテーマで登壇。認知度はあがったものの、まだ充分な理解がされていないメタボについて各ジャンルごとに詳説した。

東京逓信病院副院長・内科部長の宮崎滋氏は「肥満・肥満症・メタボリックシンドロームの共通性とその相違」と題し、混同されがちな肥満と肥満症、そしてメタボの関係を解説。メタボリックシンドロームが、肥満という脂肪組織の増加した状態の中で、特に内臓脂肪が過剰に蓄積した病態であることなどを解説し、その原因や対策についてレクチャーした。滋賀医科大学医学部付属病院病院長の柏木厚典氏は「メタボリックシンドロームと糖尿病〜その予防をめざして〜」のテーマで、インスリン抵抗性が肥満に伴い増強されることから、その一次予防には生活習慣の改善が重要であることなどを説明した。

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体情報科学の木原進士氏は「メタボリックシンドロームと心血管病―アディポネクチンを中心として」と題し、肥満症等で血中濃度が低下し、メタボに関するさまざまな病態発症のキーとなるアディポネクチンについて解説した。あいち健康の森健康科学総合センター副センター長・津下一代氏は「メタボリックシンドロームの保健指導とその効果」の題目で、3年目に突入したメタボ健診を実際のデータに基づいた状況などを報告しながら、効果的な保健指導のあり方などを提言した。

パネルディスカッションでは同サミット座長の大阪大学名誉教授で住友病院院長の松澤佑次氏も加え、メタボやメタボ健診に関する疑問や課題などについて、質疑形式で進行。異論も多い男性85cm、女性90cmという腹囲の基準についての質問には、「諸外国が体格の平均値で割り出していることに対し、日本では内臓脂肪面積を基準としているため。また、女性は男性比べ皮下脂肪が多い」(宮崎氏)とした上で、腹囲だけにとらわれず統合的にみることが大切とした。

メタボ健診における腹囲の測定誤差についての質問に対しては「実際にはあまり誤差はなくむしろ、血圧の方が誤差は大きい。おそらく、腹囲は常に認識している数値のため、微妙な誤差にも敏感になった結果」(津下氏)と分析。増えることで生活習慣病リスク低減に貢献するとされるアディポネクチンの“増やし方”については「魚や食物繊維の摂取が有効」(木原氏)とアドバイスした。

全体のテーマである日本型食生活の役割については、ごはんを主食にいろいろな料理を組み合わせることが、血糖値の上昇を抑え、糖尿病予防などに効果的であると提言。腹八分目も大切とした。さらに玄米食では、より効果が期待できるともアドバイスした。

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