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ユーグレナ / マルチ栄養素を含んだ新素材”ユーグレナ”を展開


[2006/04/28]

(株)ユーグレナ(本社東京都港区、出雲充社長)はこのほど、単細胞生物・ユーグレナを機能性食品素材として販売する。食用に大量培養に成功したのは同社が初めて。 ユーグレナはクロレラに似た単細胞生物で、葉緑素を有しているため光合成を行う植物的な生態と、鞭毛による移動能力という動物的な生態を併せ持つ。機能性食品としてのほか、飼料や環境浄化などの用途に適用が可能だ。 研究は1950年代からすすめられていたが、大量培養に成功していなかった。同社では大学や研究機関、(株)ハイクロレラ、八重山殖産(株)などと協力し、昨年12月に月産1トンという生産が可能になった。 食品としての特徴は、ビタミンや必須アミノ酸を全て含んでいることが挙げられる。人間に必要な栄養素を全てバランス良く含む素材として訴求していく。さらに、植物性素材にはないDHAとEPAも含有している。 また、栄養補給のほか、パラミロンやクロロフィルによるデトックス効果も期待される。パラミロンとはβ-1,3-グルカンの高分子体で、体内の脂質やコレステロールを吸着するが、パラミロン自体は消化吸収されずに排出される。このため、コレステロールの低下、抗菌作用、抗癌作用、抗レトロウイルス作用などが期待され、研究が行われている。クロロフィルも有害物質の排出を行うことで知られる。 このほか、保水効果もみられるため、美容向け健康食品のほかに化粧品用途での展開も検討している。 同社では、ユーグレナ粉末を機能性食品素材として供給するほか、製品化も行う。コラーゲンやヒアルロン酸を組み合わせた美容製品「ユーグレナ B24〜潤々改革〜」、L-カルニチンやガルシニアを配合したダイエット製品「ユーグレナD55〜美線改革〜」、クエン酸やニンニクエキスなど健康維持素材を加えた「ユーグレナV22〜活力改革〜」の3製品を発売した。 また、OEM供給も行う予定で、テレビショッピング専門のユーグレナ80%配合製品の開発も進めている。 同社はユーグレナの事業化を目的に昨年8月に設立。食品以外に、ユーグレナの二酸化炭素固定などの作用に着目し、二酸化炭素排出権取り引き分野など環境事業への参入を行う。

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