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食品安全委員会 / アガリクスを含む食品について健康影響評価を開始


[2006/04/21]
食品安全委員会は、19日に「第1回食品安全委員会新開発食品専門調査会ワーキンググループ」を開催した。アガリクス関連製品の安全性に関する追加試験の方法について議論が行われた。 厚労省は2003年度より、アガリクスを含む食品に係る安全性について市場に流通する3製品を対象とし、国立医薬品食品衛生研究所において中期多臓器発がん性試験を実施していた。「仙生露顆粒ゴールド」(製品A)、「細胞壁粉砕アガリクス顆粒」(製品B)、「アガリクスK2ABPC細粒」(製品C) のうち、製品Bについて発がんプロモーション作用が認められた。このため、厚労省は2月13日付で3製品について、食品安全委員会に対し、食品健康影評価を依頼していた。なお、その後明らかになった試験結果では製品AとCについて遺伝毒性試験及び中期多臓器発がん性試験において発がんを促進する作用は認められていない。 今回、追加試験の方法について、委員より「多臓器を対象に試験を行うと、正確な結果が得られるのに2、3年の期間がかかってしまう。臓器を絞って実験を行った方がよい」という意見が出た。臓器の案としては、腎臓が候補に挙げられた。 また、前回の試験でラットに投与された餌についても委員から疑問の声があがった。製品を粉砕し通常の餌と混ぜたものを与えていたが、この餌は全て1 度に作り置きしていた。アガリクスの中に含まれるアガリチンは、水分・不純物と混じり合うことにより50時間程で分解してしまう特性をもっている。委員からは「アガリチンの分解によるバイアスが発生してしまう。餌の品質を一定に保つようでないと、試験結果の信憑性が薄くなってしまう」との指摘がなされた。 厚労省は、今回の指摘を受け、追加試験では対象とする臓器を絞り込み、餌の管理を徹底する考えだ。 同ワーキンググループはアガリクス関連製品の安全性を評価するために設置されたもの。今回がその第1回目の会合となった。
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