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歯科学的アプローチによる抗加齢理論とは


[2010/07/01]

歯科学の視点からアンチエイジングにアプローチするクリニックがこのほど開院した。独自の理論で理想的なフェイスラインを取り戻す療法を実施する「代官山デンタルクリニック」(東京都渋谷区)だ。考案した同クリニック李光生院長にそのメカニズムについて聞いた。

奥歯などが磨耗し、歯が変形すると上歯と下歯の接触面積が増え、干渉部位が増加する。原因として多いのは就寝中の歯ぎしり。その結果、歯の磨耗スピードを速め、口腔内の環境が悪化する。断続的な歯への負荷は歯を変形させ、かみ合わせも悪くする。李院長は、このかみ合わせの悪さの意外な弊害に着目した。

歯科学的アプローチによる抗加齢理論とは

「かみ合わせが悪いと頭痛や肩こりを引き起こすことは知られていますが、実はそれ以上にフェイスラインに悪影響を与えることになります。簡単に説明すると、奥歯の磨耗により、下あごが上あごに対し後方へ大きくずれるとホウレイ線の深さに影響するほか、下あごの皮膚が余り、アゴのたるみの原因にもなります。左右のズレが大きくなると顔の左右で目の大きさやホウレイ線の長さにも違いが出てきます」と李院長は解説する。

人は年を重ねるとともに肌がたるみ、シワが増える。そこで、さまざまな有効成分を注入、摂取するなどのアンチエイジング療法が施されるが、李院長が着目したのは、そうした表面的な修復でなく、そのベースとなる骨格周辺の改善だった。加齢とともに磨耗する奥歯を治療することで、患者のよかった状態の頃に少しでも近づけようという独自のアンチエイジングへのアプローチだ。

「もともとは、治療した歯が繰り返し痛む傾向があり、その原因を追求していました。その結果行き着いたのが、かみ合わせの悪さです。さらにそのことがフェイスラインにも悪影響を与えることが同時に分かってきました。従って、治療では詰め物の調整や矯正治療、マウスピースなどを使い、上下のあごの位置関係を本来の形へ誘導することが主体となります。そうすることで歯を治療しながら、かみ合わせ悪化の一因となる姿勢の改善指導なども行い、肌に関する悩みの解決を目指していきます」と李院長は話す。

歯科学的アプローチによる抗加齢理論とは

この理論を取り入れた治療は昨年11月からスタートし、途中経過ながらハッキリと効果の認められる例も出始めているという。院内には、最新機器を導入したエステ「ディストレーゼ代官山」が併設され、併用することで歯科のアプローチとのアンチエイジングの相乗効果も期待できる。なお、クリニックでは、無料のカウンセリングも受け付けている(完全予約制)

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