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植物由来型PETボトルを導入


[2010/01/15]
植物由来型PETボトルを導入

日本コカ・コーラは2010年から植物由来素材の次世代型PETボトル「プラントボトル」の採用を発表した。今年3月15日から「爽健美茶」など2製品、4月12日に「い・ろ・は・す」の合わせて3製品で導入する。

プラントボトルは、植物由来の素材を一部に使用した国内製造のPETボトル。非再生資源の石油への依存を低減し、今までと同様PETボトルリサイクル工場で100%リサイクルが行える。試算では人気3製品で年間2045`リットル相当の原油使用量削減の効果があり、ガソリンに換算すれば499`リットル、燃費1リットルあたり10`bの自動車で地球を125周できる計算。注目の製品に迫ってみる。

コカ・コーラシステムでは、飲料の製造・販売を通じプラスの循環を生み出し、企業として社会とともに持続的成長を目指す全世界共通の事業指針「Live Positively ―世界をプラスにまわそう―」のもと、「サスティナブル・パッケージ(持続可能な容器)」に取り組んでいる。その一環として製品のライフサイクルの視点からリデュース、リユース、リサイクルの3Rを推進。リデュース(容器の軽量化)は業界に先駆けて1970年代から進めている。

昨年は2月に2リットルPETボトルとして国内最軽量(38c)を実現し、持ちやすく注ぎやすい「ecoるボトル ラク持ち」をミネラルウォーターで導入。5月に同社水製品容器で従来比約40%もの軽量化を実現した国内最軽量12cの520ミリリットルボトル「ecoるボトル しぼる」を採用。

2010年は「サスティナブル・パッケージ」に対する新たな取り組みとして、植物由来素材を一部使用した次世代型PETボトル「プラントボトル」を、「爽健美茶」「爽健美茶 黒冴」、および「い・ろ・は・す」の3製品で導入する。

プラントボトルは、サトウキビから砂糖が精製される工程の副産物、糖蜜をPET樹脂の構成成分に転換して使用。最大で30%の糖蜜を使う。プラントボトルの導入で年間約2045`リットルの原油使用量削減効果が見込め、従来のPETボトルと形状、重量、強度の違いはなく、安心して製品飲用可能なパッケージとなっている。

PET樹脂は重量比でPETの30%を占めるモノエチレングリコール(MEG)、残り70%を占める精製テレフタル酸(PTA)の2種類の素材からできている。現時点ではMEG素材を植物由来素材でつくり出すことが可能で、PET樹脂の製造開始時および終了時に植物由来素材の含有量が変動するため混合率は最小5%から最大30%となるという。

コカ・コーラシステムでは、今後もパッケージ革新に取り組み、将来的には100%植物由来の非食料バイオマスを原料としたリサイクル可能なボトルを作り出す考え。

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