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メディパルHD 中間期は好調な推移


[2009/11/26]
メディパルHD  中間期は好調な推移

メディパルホールディングス (本社‖東京、 以下‖メディパル) は2010年3月期第2四半期 (2009年4月〜9月) 決算を発表、 Paltac (大阪市) が展開する化粧品・日用品・一般医薬品卸売事業の売上高は3744億9700万円で前年同期比1・7%増、 営業利益は59億700万円で40・5%増と好調な推移を見せた。

中間期ベースの計画値に対しても売上高がプラス10億円、 売上総利益がプラス6億円だったほか、 販管費が見込みに対し2億円のマイナスとなった結果、 営業利益が当初予想の51億円に対し8億円を上乗せした。

今上半期は、 2005年から前期末までに設備投資として計284億円を投じた高精度で大型の物流センター (RDC) 網の構築〜整備に一定の成果が見え、 償却負担増をカバーしたうえでも増益を確保した。

この点について、 同社の三木田國夫社長は決算会見で 「約300億円の投資はサプライチェーンマネジネントの構築に必要だった。 引き続き成長をめざす」 として費用対効果に見合った成果が当中間期実績に見えているとの考えを示したほか、 稼動開始が間近い東北RDCを引き合いに、 「キャパシティーが1・5倍になる。 攻めの営業を見せる」 と述べて意欲的な経営姿勢を強調した。

アイテム軸では、 化粧品でいうとヘアケア製品が好調だったほか、 その他についてはインフルエンザ対策商品が売上高を押し上げたという。

メディパルの全体業績は売上高1兆2705億4200万円で前年同期比3・1%増、 営業利益92億5000万円で同13・5%減、 経常利益135億5100万円で同26・8%減、 四半期純利益は31億1500万円で同70・3%減となっている。

四半期純利益のマイナスは、 合理化の一環として完全子会社で実行した早期希望退職による人員整理に絡み、 257名に対する特別退職金64億4700万円を特損計上したことが影響した。

メディパルの熊倉貞武社長は全体基調に関し 「計画比、 実績とも進捗はかなりいい」 として今上半期を総括したほか、 今後を展望するなかで最大の有力材料として 「4年越しの中国ビジネスがスタートしたこと」 を挙げた。

ただ、 Paltacの化粧品事業は過去40年間にわたって 「中国は台湾と香港 (の2次卸) を経由してやっている。 直接の卸はやっていない」 (三木田社長) のが現状で、 今後の進展も 「白紙」 であるなど、 メディパルの中国進出は化粧品・日用品にとって現段階で大きな追い風ではないと見てよさそうだ。

また、 話題となったPaltacの単独再上場については熊倉社長が 「準備をしている」 と述べ、 当初に発表したシナリオに沿い事態が進展していることを明らかにしている。

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