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肌シワを防ぐコラーゲン由来のペプチドを開発


[2009/10/15]

日本メナード化粧品 (本社‖名古屋市) はこのほど、 コラーゲン線維同士を結合させて束にする働きをもつ 「タイプ12コラーゲン」 が加齢に伴い減少し、 コラーゲン線維の束が細くなることを見出した。 「タイプ12コラーゲン」 は真皮にある線維芽細胞で生成され、 コラーゲン線維の束が細くなると肌のハリや弾力が低下し、 シワやタルミが生じる結果を突き止めた。

同社は加齢による 「タイプ12コラーゲン」 の産生能を調べるため、 培養した線維芽細胞を用いて実験を行った。 継代 (細胞分裂) を繰り返して老化させた線維細胞を 「加齢モデル」 として、 「タイプ12コラーゲン」 の産生能をmRNAで測定したところ、 「加齢モデル」 は 「タイプ12コラーゲン」 の産生能が大きく低下していることが分かった。

また、 加齢していない線維芽細胞と 「加齢モデル」 をゲル状のコラーゲン溶液に添加し、 コラーゲン線維の状態を電子顕微鏡で観察したところ、 加齢していない線維芽細胞はコラーゲン線維が深く束ねられていたのに対し、 「加齢モデル」 ではコラーゲン線維が束ねられず細い状態だったというもの。

そこで、 細い状態の 「加齢モデル」 に、 「エナジーアップコラーゲン」 と名付けた、 コラーゲンを酵素で加水分解したペプチドを添加して、 タイプ12コラーゲンの産生量を測定し、 未添加の場合と比較した。 その結果、 「エナジーアップコラーゲン」 の添加により、 タイプ12コラーゲン産生量が約1・5倍に増えることを確認している。

さらに 「加齢モデル」 を加えたゲル状のコラーゲン溶液に 「エナジーアップコラーゲン」 を添加し、 コラーゲン線維の状態変化を電子顕微鏡で観察した。 コラーゲン由来のペプチド 「エナジーアップコラーゲン」 が線維芽細胞のタイプ12コラーゲンの産生を高めることにより、 太いコラーゲン線維の束が作られていることを発見した。

同社は、 「タイプ12コラーゲン」 の産生を高め、 太いコラーゲンの束を作り出す 「エナジーアップコラーゲン」 を今後にかけ、 シワとタルミを防ぐエイジングケア美容液に応用していく。 また、 これらの研究成果を10月10〜11日、 京都市で開催される第60回日本皮膚科学会中部支部学術大会で発表している。

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