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オリザ油化が「ユズ種子エキス」論文を発表


[2006/02/15]

オリザ油化(株)(本社愛知県一宮市、村井弘道社長)がまとめた「ユズ種子エキスの皮膚細胞に及ぼす影響」と題する論文がこのほど、国際食品機能学会(本部愛知県名古屋市、細川淳一会長)の学会誌「FOOD FUNCTION」第2巻第1号に掲載された。 同論文はユズ種子エキスの機能性に関する研究をまとめたもの。研究の結果、ユズ種子エキスにはメラニン生成抑制作用、線維芽細胞増殖作用、皮膚のターンオーバー促進効果、摂取による肌保湿効果が認められた。ユズ種子エキスの有効成分はリモニンと推定される。 リモニンとは、ユズ種子エキスに含まれるリモノイド(ミカン科とセンダン科にのみ存在する、植物の精油成分に含まれる化学物質トリテルペン誘導体の総称)の1種。ユズ種子エキスには多くのリモノイドが含まれており、現在は10種のリモノイドが確認されている。ユズ種子エキスに含有される全リモノイド中、32%がリモニンである。 実験では、メラニン産生細胞であるB16メラノーマ細胞の培地に、それぞれユズ種子エキス、メラニンの生成を抑える働きがあるアスコルビン酸とアルブチンを添加。その後、細胞のみを超音波破砕して、吸光度を測定した。その結果、ユズ種子エキスでは、美白成分として知られるアスコルビン酸より強く、またアルブチンと比較しても若干弱い程度のメラニン生成抑制作用があることが確認された。 このほか、培養実験においてヒト新生児線維芽細胞であるNB1RGBがユズ種子を添加することで増殖した。線維芽細胞はコラーゲンとともに肌表皮を構成する真皮層を構成しており、皮膚の弾力やハリ、ツヤの維持に関わっていると考えられている。また、ヒト皮膚再構築モデルを使用した実験では、ユズ種子エキス(100μg/ml)を真皮層側に塗布。結果、表皮層および真皮層が肥厚する傾向が認めらた。これにより、シミ・ソバカスの発生原因の一つとも考えられる加齢による皮膚のターンオーバー速度の低下を解消する働きが期待される。 オリザ油化(株)では昨年4月にユズ種子エキスを上市。すでに健康食品、化粧品への採用実績がある。

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