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酢酸α-トコフェロールの食品添加物指定を検討開始


[2006/02/10]

食品安全委員会添加物専門調査会は8日、「酢酸α-トコフェロール(d体及びdl体に限る。)を添加物として定めることに係る食品健康影響評価について」の検討を開始した。酢酸α-トコフェロールは均質で安定的な供給が可能で、ビタミンE源として栄養強化を目的とする食品中での幅広い利用が期待されるためだ。 酢酸α-トコフェロールとは、α-トコフェロールの6位の水素がアセチル化されているもので、d体とdl体がある。日本ではd-α-トコフェロール(α-トコフェロールのd体)が食品添加物として酸化防止や栄養強化の目的で使用されており、dl-α-トコフェロール(同dl体)が酸化防止の目的に限って食品に添加することができる。 一方、酢酸d-α-トコフェロール(酢酸α-トコフェロールのd体)と酢酸dl-α-トコフェノール(同dl体)は、日本では医薬品への使用は許可されるが、食品への添加は許されていない。EU諸国や米国をはじめとする世界の多くの国々では、食品成分や強化剤として使用されている 酢酸α-トコフェロールは食品中ではα-トコフェロールのような抗酸化作用を示さない。しかし、α-トコフェロールより安定で、さらに体内でα-トコフェロールに代謝されて抗酸化作用を発揮、これにより過酸化脂質の生成を抑制するなどの利点があるとされる。 DMWニュートリションジャパン(株)が提出した要請資料によると、1mg当たりの生物活性はd体が高く、製造コストはdl体が安価である。なお、一般用医薬品のビタミンE製剤の成分表示では、酢酸d-α-トコフェロールは「酢酸α-トコフェロール(天然型ビタミンE)」と表示され、合成の酢酸dl -α-トコフェロールとは区別されている。 昨年12月19日に厚生労働省が食品健康影響評価を食品安全委員会に要請し、同22日に開かれた第125回食品安全委員会において要望事項の説明がなされた。これを受け、添加物専門調査会での検討が決定された。今回は、酢酸α-トコフェノールに関して初の調査会として、添加物評価書(案)に対する意見交換がなされた。今後も酢酸α-トコフェロールの安全性について、収集した研究論文や試験データをもとに議論が行われる。次回開催は2月28日の予定。

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