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JIHFSがGMPフォーラムを開催


[2005/12/05]

日本健康食品規格協会(JIHFS)は11月30日、東京都千代田区の学士会館で「第1回JIHFSGMPフォーラム」を開催した。GMPを普及するのが狙いで、基本的概念であるバリデーションとキャリブレーションについての講演が行われた他、10月26日にJIHFSによる健康食品GMP認証を取得した(株)シンギー・斉藤光史会長の報告も行われた。 製造工場における基本概念として、まず、(株)イシダ産機システム部門営業開発課・宮本壽一包装機械診断士がキャリブレーションについて紹介した。キャリブレーションとは校正(較正)と訳され、GMPで使用する際には「計器や装置の正確性を、標準品または標準器との比較によって実証すること」と定義されている。製造現場でのキャリブレーションが必要となる工程や具体的な運用方法を解説、「面倒で、手間とコストがかかるが、品質向上やGMPに欠かせないもの」とした。 また、新潟薬科大学応用生命科学部食品化学科食品安全学研究室・田中信正教授はバリデーションについて講演を行った。バリデーションとは科学的証明のことで、HACCP計画やGMPなどの前提条件プログラムに関して、正しく実施された場合にハザード(危害要因)を効果的にコントロールすることを確認する検証の1種。バリデーションの実施方法を、各工程について具体的に紹介した上で、「製品のサンプリングでは、テストサンプルの数が少ないほど食品の汚染を見逃す確率も高い。サンプリングの不確実さを補うためにHACCPが必要」と述べた。また、GMPなどの前提条件プログラムではカバーしきれないハザードについては、「全ての危害要因を1つのシステム計画でカバーするのは理想論であって、現実的とはいえない。HACCPで管理するなど、振り分ければよい」と提案した。 さらに、微生物検査についてはアイスクリームが大腸菌群はゼロでなければならないという例をとり、「ゼロは現実的には不可能だが、日本では未だ感度の悪い検査方法を採用しているため検出されないだけ。ゼロ規制信仰は見直すべきで、本当に妥当なレベルなのかを再検討する必要がある」と述べた。

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