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「健康美容ニュース」で振り返る2008年


[2008/12/26]
食品偽装問題、中国ギョーザ中毒事件、原油高に伴う原料高騰。終盤にはサブプライムローン問題に端を発する世界恐慌ボッ発...と最初から最後まで激動続きだった感のある2008年。その余波で大きなうねりをみせた健康美容業界の1年を「健康美容ニュース」で振り返る。【中国産製品への不信が拡大】
「健康美容ニュース」で振り返る2008年
中国産製品への不信が募る中で起こった中国ギョーザ中毒事件により、食品業界の中国離れが加速。その多くを中国に依存する国内メーカーも消費者に押されるように「国産」を訴求する戦略にシフトした。キリンヤクルトネクストステージが新発売した「わたしの青汁」は栽培から製品化まで一貫して国産にこだわることをアピール。パッケージでも「国産」を鮮明に打ち出し、群雄割拠の青汁市場の中での"差別化"を図った。その他のメーカーも国産に切り替える、あるいはもともと国産だったものでもその訴求を強めるなどで、「脱中国」をアピールした。【苦肉の中から個性派商品続々】
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中国産不信の余波は、各メーカーのコストダウン戦略を直撃。生産コストが割高となる国産アピールにシフトしたことでお得感が打ち出しにくくなり、結果的に付加価値のある個性的な商品が相次いで登場した。アサヒフードアンドヘルスケアの「朝しみこむ力」は、ドリンクタイプの粉末サプリメント。アダプトゲン製薬の「ヤングライフZ」はお酒プラスサプリメントという業界初の製品だった。美容系ではケイマリインターナショナルが機能性素材"フコイダン"を含有した無添加石鹸「職人作り枠練り石けん とわだ」の販売をスタート(3月21日更新)した。【安心・安全への取り組み目立つ】
「健康美容ニュース」で振り返る2008年
食の安心・安全意識の高まりで、安心への取り組みも例年以上に目立った。NPO法人日本サプリメント評議会は1月より業界初のサプリメントの品質評価無償化をスタート。東洋新薬は鳥栖工場が5月15日付けでISO22000の認証を取得した。同システムは国際標準化機構が2005年9月に制定した食品安全マネジメントシステムの国際規格だ。シンギーは、中国産の安全性が注視される中、あえて困難とされる蜂の子粉末の生産において品質合格率100%を誇る同社天津シンギー工場の安全管理について「第9回アジア養蜂学会」ではじめて論文発表した。厚労省は7月に「健康食品の安全性確保に関する検討会」の報告書をまとめ、第三者認証を提言。それを受け(財)日本健康・栄養食品協会が安全性自主点検推進作業部会を開くなどし、第三者認証の来年度中スタートもみえてきた。【相変わらずテレビが牽引したヒット商品】
「健康美容ニュース」で振り返る2008年
ヒット商品では「BBクリーム」が年初からバカ売れした。テレビ番組でカリスマ美容家が推奨したことが発端だった。ブームとなった「バナナダイエット」もメディア発で、不況の中でもその根強い影響力が証明された。また、前年の「ビリーブートキャンプ」に続けとばかりに大PRを展開した「コアリズム」はうまくニーズを捉え、売り上げを伸ばした。"異業種"ながら2007年末に発売された任天堂の「Wii Fit」は、「健康」をキーワードにした商品では断トツのナンバーワンヒットとなった。国内ランキングには姿を現さない陰の"ヒット商品"もあった。グレインがフィリピンで発売するOEMのサプリメント製品「MET THATION」が大ヒット。同社の売り上げ大幅アップに貢献した。中国不信による副産物といえる「メードインジャパン」の信頼度アップによる「特需」だった。【法制化は三歩進んで二歩下がる...】昨年末から動き始めた超党派議員会議による健康食品の法制化もうねりをみせる。2月に第1回の「健康食品問題研究会」が行われたのを皮切りに、月1回ほどのペースで議論が重ねられ、早ければ来年の通常国会への法案提出も、との機運が高まった。だが、首相交代に端を発した政治の混乱などにより、現在は活動がストップ。総選挙の時期がいまだ不透明のまま、まさに五里霧中状態となっている。【メタボ健診が業界を活性化】
「健康美容ニュース」で振り返る2008年
4月にスタートした特定健康診査・保健指導(メタボ健診)は停滞気味の業界活性化を促した。健康ビジネスサポート事業などを行うオアシスは、病院限定のメタボに特化したフリーマガジンを発刊。日本ウェルネス推進協議会はメタボ改善健康指導士「ボディマネジメント」認定講座を開設した。タニタからは世界初の携帯型デジタル尿糖計が発売された。健康管理ツールではKDDIの「au Smart Sports Run&Walk」が着実に拡大(7月7日)するなど、メタボ元年となった2008年は、新たな市場作りの土台が着々と築かれる1年となった。2009年は淘汰の1年激動にまみれた健康美容業界の2008年。来年は改正薬事法が施行されるなど、新たなうねりも待ち受ける。「安心・安全」、「付加価値」、「法制化」、「エビデンス」、「ネット通販」。少なくともこの5つのキーワードを押さえておくことが、大きな波に飲み込まれない"処方箋"といえる。さまざまな要因が絡み合い、2009年は今年以上に淘汰が進むことが予測される。引き続き厳しい1年となりそうだが、座して待つばかりでは沈むのみである。
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