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「発酵大豆胚芽」の抗疲労作用を確認


[2008/11/06]
株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、発酵大豆胚芽の抗疲労作用を確認。第15回日本未病システム学会学術総会(2008年11月1日(土)〜2日(日)、お茶の水女子大学)で発表した。 発酵大豆胚芽とは、成長して芽や幼根となる部分である大豆の胚芽のみを麹菌で発酵させた機能性素材。発酵によりアグリコン〔注@〕型イソフラボン、遊離アミノ酸〔注A〕が増加することが明らかとなっている。 今回同社は、発酵大豆胚芽の継続的摂取による、抗疲労作用を臨床試験で確認した。【研究概要】 30歳から65歳の男女17名の被験者に、発酵大豆胚芽500mg含有タブレットを4週間連続して摂取させ、疲労に関する体感性アンケート〔注B〕により試験食品の抗疲労作用を検討した。なお、発酵大豆胚芽を含有していないタブレットを摂取する対照群(18名)を設けた。 その結果、対照群と比較して、発酵大豆胚芽摂取群で「疲労感を感じる」および「倦怠感を感じる」の各項目において有意な改善が観察された。さらに、発酵大豆胚芽群の摂取前・摂取後を比較して、両項目で発酵大豆胚芽摂取後に有意な改善がみられた。 また、同アンケート中の「眠りが浅い」、「集中できない」および「肩こりがひどい」の各項目においても、対照群と比較して発酵大豆胚芽摂取群で有意な改善、並びに、「朝起きるのがつらい」および「集中力がない」の項目で摂取前と比較して、摂取後の有意な改善が確認された。このことから、発酵大豆胚芽を継続的に摂取することで、抗疲労を始めとするQOL(生活の質)の向上に対して効果が得られることが示唆された。 同社では、今後も発酵大豆胚芽の機能性をさらに解明し、抗疲労商品の開発に注力していく、としている。〔注@〕 アグリコン配糖体から糖が切り離されたもの。植物中の成分(例えば、大豆中のイソフラボン)は、主に糖と結合した配糖体で存在しているが、生体内での吸収の際には、腸内細菌によって糖を切り離されたもの(アグリコン)として吸収される。すなわち、アグリコン型イソフラボンは体内に吸収されやすいイソフラボンである。〔注A〕 遊離アミノ酸食品中のタンパク質やペプチドなどではなく、単独で存在しているアミノ酸。一般に、遊離アミノ酸摂取はタンパク質をアミノ酸に分解する工程が必要ない為、体内に吸収されやすいとされる。〔注B〕 アンケートVAS(Visual Analogue Scale の略)とよばれるアンケートを使用した。VASとは、10cmの直線の一端を「これまで経験したことがないような最悪の状態」、もう一方の端を「これまで経験したことがないような最良の状態」とし、各質問事項について自身の状態が直線上のどこに当てはまるかを記入してもらうもの。
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