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「アンチエイジングと機能性食品」セミナー


[2005/11/21]

新社会システム総合研究所(SSK、本社東京都港区、小田中久敏社長)は、15日にシルバー&ヘルスケアビジネス戦略特別セミナー「アンチエイジングと機能性食品」を東京・明治記念館で開催した。 最初に演壇に立った京都府立医科大学大学院医学研究科生体機能制御学の吉川敏一教授は、「アンチエイジングと機能性食品のこれから」と題した講演を行った。その中で吉川氏は、今までの医療が不可能になり、今後は病気を予防する食品が求められると指摘。 少子・高齢化社会の到来から高齢者もいつまでも健康に働けるシステムの構築のために、抗加齢医学が求められ、その実現には統合医療が必要不可欠で、その中には美容療法やサプリメント指導も含まれるとした。求められる食品の例としては、骨と筋肉を強化する食品やボケない食品、若く美しくいるための食品を挙げた。 また、酸化ストレス亢進は免疫能の低下に結びつき、血管や腸管機能などの体内インフラの機能が低下すると強調。抗加齢療法には、1抗酸化療法、2免疫強化療法、3ホルモン補充療法を挙げた。1と2は、食生活による改善が可能だとした。抗酸化物質含有が高い食品としては、ビタミンのほかカロテノイド類、ポリフェノールを挙げた。 機能性食品に期待できる6つの働きは、循環系調節、神経系調節、細胞分化調節、免疫・生体防御、内分泌調節、外分泌調節であり、大部分が抗酸化物質でコントロールできると解説。作用メカニズムから見る機能性食品として、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニクスを挙げた。そして、サプリメントを疾患に利用するものと美と健康に利用するものに位置づけた。 名古屋大学大学院生命農学研究科・食品機能化学研究室の大澤俊彦教授は、「酸化ストレス予防食品の研究・開発の最前線」をテーマに講演。ガンを始め、動脈硬化、糖尿病合併症などの疾病における酸化ストレス予防食品、特にハーブやスパイス、中でもゴマリグナンやクルクミン類緑体を始め、野生タイプの植物種子中のアントシアニンを中心に、カカオや紅茶など日常の発酵食品中に存在する抗酸化性フードファクターの持つ機能性も含めて、細胞レベルから個体レベルにおける研究の最新の話題を紹介した。

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