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新型の腸溶性ソフトカプセルを開発


[2008/10/17]
新型の腸溶性ソフトカプセルを開発
中日本カプセル(株)(本社岐阜県大垣市、山中穰社長)は、腸溶性のソフトカプセル「IS-Capsule」を開発した。食品開発展(17日まで、東京ビッグサイト)より提案を開始した。 同製品は、胃で溶けずに腸で溶けるソフトカプセル。通常のソフトカプセルは皮膜がゼラチン主体で胃酸に対し、易溶性であるため、胃酸によって効果を失う成分や胃の粘膜に刺激を与える成分等を配合する場合、好ましいとはいえなかった。その欠点をゼラチンに胃酸に強い天然成分を練り込むことで解消。腸内でスムースに溶けるよう、調整した。 開発にあたっては、胃の中での滞在時間、腸での溶解、CPの安定性などを考慮し、天然成分の添加比率を試行錯誤。約1年の歳月をかけ、完成にこぎつけた。その結果、日本薬局方(第15局)の崩壊試験に基づいた試験にて、人工胃液中で120分間崩壊せず、人工腸液中で60分の間に崩壊することが確認された。 「従来の方法による腸溶性ソフトカプセルでは、例えばコーティング剤によるものでは均一な層の形成が難しく、強い衝撃に弱く、機能を損なったり、浸漬法と呼ばれるものでは浸漬液に含まれる水分が皮膜に移行し、さらには内容物まで及ぶことで内容物の安定性を低下させる可能性がありました。この製品では、そういった欠点がなく、それでいて従来のカプセルと同等の機能を有しており、さらにコストパフォーマンスにも優れています」と同社・山中利恭常務取締役は説明する。 成分の有効性を引き出せるため同社ではニンニク、魚油等を扱うサプライヤー、健康食品メーカーなどへの提案を図りたい考え。また、同社は、このほかオーダーメイドにてフットボールカプセル型のソフトカプセルに文字やイラストを印字したカプセル「レーザーマーキングカプセル」も提案。主成分等の印字により、クスリとの飲み合わせ、重篤なアレルギー等を未然に防ぐために有効とし、差別化のできる製品として提案する。
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