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ヨード卵・光で糖代謝改善と脂質代謝改善


[2005/10/17]

「ヨード卵・光」を販売する日本農産工業(株)(横浜市、堀尾守社長)は、このほど「第52回日本栄養改善学会」で糖代謝改善のメカニズムをインスリン反応性の観点から研究した成果と、脂質代謝改善のメカニズムを遺伝子レベルで研究した成果を発表した。前者は聖マリアンナ医科大の井上肇講師、後者は慶應義塾大学医学部の等々力徹研究員と共同研究で実施した。 糖代謝では、普通卵を6匹の糖尿病モデルのマウスに、「ヨード卵・光」を5匹の糖尿病モデルのマウスに8週間にわたって給与したところ、「ヨード卵・光」の摂取群は耐糖能が大きく改善し、肝臓と筋肉中にあるインスリン受容体の遺伝子発現の増強も示唆された。また、ヒト試験では、3ヶ月にわたって「ヨード卵・光」と普通卵を17名ずつに摂取させた。その結果、糖尿病発症リスクの指標の一つであるインスリン分泌指数が基準値0.4以下の高リスク群においてはインスリン分泌能が改善し、糖負荷時の血糖値の上昇を有意に抑制することが認められた。これらの結果により、インスリン反応性が亢進し、細胞への糖の取り込みが高まり、さらに膵臓のインスリン分泌能も改善することで、食後の過血糖を抑制し、糖代謝を改善させる可能性が示唆された。 脂質代謝では、ヒトの培養肝細胞に「ヨード卵・光」の卵黄脂質抽出物を取り込ませた細胞と普通卵を取り込ませた細胞と卵を取り込まなかった細胞3つを比べ、遺伝子発現の変化をジーンチップ(遺伝子の発現の高低が分かるキット)を用いて解析した。その結果、「ヨード卵・光」を取り込ませた細胞は、対照と比較し、血中のLDLコレステロール受容体やインスリン誘導遺伝子、Heatshockprotein70(遺伝子1種)などの発現が上昇した。また、 RT-PCR(遺伝子の発現の後、蛋白の生産まで結びついているかどうか調べる試験方法)で検証したところ、ジーンチップの結果と高い相関を示した。 この結果から、「ヨード卵・光」の脂質代謝改善作用は、LDLコレステロール受容体を始めとするコレステロール代謝関連遺伝子を制御する、SREBP-2と呼ばれる転写因子(遺伝子DNAの情報をRNAに写す因子)と関係することが推察された。 なお、同社では卵のほかに、「ヨード卵・光」を用いたマヨネーズや豆腐、フリーズドライスープなどもラインナップしている。

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