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コエンザイムQ10の安全性に関する食品安全委員会への食品健康影響評価の依頼について


[2005/09/01]

【1.】 本日、コエンザイムQ10の安全性に関する食品健康影響評価について、食品安全委員会に意見を求めましたのでお知らせします。 【2.】 厚生労働省では、昭和63年より、健康食品の過剰摂取の防止の観点から「健康食品の摂取量及び摂取方法の表示に関する指針」を通知し、科学的根拠に基づく1日摂取目安量の設定等について指導しているところであり、健康食品の成分が経口摂取の医薬品としても用いられるものについては、医薬品として用いられる量を超えないよう指導しているところです。本年2月、本指針を改めて周知したところです。 コエンザイムQ10については、健康被害との因果関係は不明ながらコエンザイムQ10含有食品を摂取して消化器症状を呈したとの健康被害報告が当省にあったことから、平成15年11月に財団法人日本健康・栄養食品協会に対し、安全性の確保及び消費者への適切な情報提供の観点から、コエンザイムQ10 食品に係る注意喚起表示を含む食品規格基準の設定について検討を依頼していたところです。 これを受け、(財)日本健康・栄養食品協会において、データを収集したところ、1日摂取目安量として300mgまで安全であるとのデータが得られたことから、1日摂取目安量の上限値を300mg以下と設定したいとの中間報告がありました。 今回、(財)日本健康・栄養食品協会からの報告を受けたことから、摂取目安量の妥当性等を含め、コエンザイムQ10の安全性について、食品安全基本法に基づき、食品安全委員会に食品健康影響評価を依頼したものです。 【3.】 コエンザイムQ10について コエンザイムQ10はユビキノン又はユビデカレノンとよばれる脂溶性のビタミン様物質であり、体内でも合成されます。 我が国では、医薬品分野において、ユビデカレノンとして日本薬局方に収載され、医薬品としては、「基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状」の効能・効果で、1日30mgの用量で承認されています。海外においては、台湾、韓国、香港等において1日30mgの用量で、またイタリアにおいて 1日50mgの用量で医薬品として発売されています。 「いわゆる健康食品」としては、1日推奨量が60mgの製品が最も多く流通しており、30mgを超える製品が80%以上を占めているほか、 300mgの製品も流通しています。また、米国においては、サプリメントとして1日推奨量が100mgの製品が最も多く流通しており、多いものでは 1200mgの製品も流通しています(平成16年11月(財) 日本健康・栄養食品協会調べ)。 【4.】 今後、食品安全委員会の意見を聴いた後に、関係業界等に評価結果を通知することとしています。 【5.】 なお、以上のような状況について、コエンザイムQ10によることが明らかな健康被害は確認されていないことをご理解いただき、正確な報道をしていただきますようお願いいたします。 厚生労働省

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