Q.初めて経営した店舗があっという間に美容通などの間でうわさになり、いきなり伝説的なサロンのになったとか。一体どんなキャリアを積んできたのですか?
正直言って、セラピストになりたいと思ったことは一度もありませんでした。それよりもむしろ夢見る夢子ちゃんで、現実から逃避して理想ばかり追い求めていた人間でした。高校時代、テニスをしていて結構成績がよく、その実績で就職したんですが、正直言って仕事がやりたくて入ったわけじゃなく社内では宙ぶらりん。「トイレは私のためにある」って感じよくトイレにこもってました(笑)。結局、私には企業はあわない、ということをその頃に悟りました。
Q.それで起業への道を歩み始めたわけですか?
夢見る夢子ちゃんですから「自分は必ず何か成し遂げられる」と根拠のない想いだけは持っていましたけど、なにがやりたいのかは分からない。モデルをやったりしながら転々としていましたね。モデルに関しては、なにをやりたいかは分からないけど外見だけはすごく気にしていたので見栄とか賞賛されたい、という虚栄心のみでやっていました。よく言えば自分探しなんでしょうけど、思い立ったら現実逃避で旅に出て、バイトでためたお金を消費する。そんな安定のない宙ぶらりんな生活をしていました。
第2回へつづく
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