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新型インフルエンザワクチンは1回の接種で有効

新型インフルエンザワクチンは1回の接種で有効
米国保健当局は、新型(H1N1豚)インフルエンザワクチンが1回の接種でも健康な成人で強い免疫反応を惹起(じゃっき)することが、複数の試験で確認されたと発表した。この知見は、先ごろ発表されたオーストラリアおよび英国の研究結果を裏付けるものである。

米国保健社会福祉省(HHS)のKathleen Sebelius氏は、1回のワクチン接種でも有効であるとする知見が他国と米国の両方で得られたことは、重要なニュースであると述べている。これまで、ウイルスに対する十分な免疫をつけるには2回の注射が必要であると考えられていたが、1回の接種で済めばワクチンの供給範囲が大幅に広がり、接種を加速することができる。

今回の試験では、サノフィパスツール社(Sanofi Pasteur、本社フランス)製のワクチン15μg(マイクログラム)の投与によって18〜64歳の健常成人の96%に強い免疫応答が認められ、CSL社(本社オーストラリア)製ワクチン15μgでの応答率は80%であった。また、予想よりも作用が速く、ほとんどの人が8〜10日後には十分な免疫応答を示すこともわかった。米国は、製薬会社に新型インフルエンザワクチン1億9,500万回分を発注している。ただし、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のAnthony Fauci博士によると、妊婦および小児を対象とする試験結果を得るにはまだ数週間を要するという。

米疾病管理予防センター(CDC)免疫・呼吸器疾患国立センター(NCIRD)のAnne Schuchat博士は、現在蔓(まん)延しているウイルスの98%が新型インフルエンザであり、現在のインフルエンザによる外来受診は昨年(2008年)の季節性インフルエンザのピーク時よりも多いと指摘している。主に小児および若年成人の感染率が高いが、幸いほとんどは軽症であり、回復も早い。こまめに手を洗う、咳(せき)をするときは口を覆う、体調の悪いときには外出しないなどの予防策を取るほか、新型とは異なり高齢者のリスクが高い季節性インフルエンザの予防接種も必ず受けるようSchuchat氏は推奨している。

米科学誌「Science」オンライン版に9月10日掲載された研究では、この秋に想定される新型インフルエンザの大流行を食い止めるには、米国人口の70%にワクチンを接種する必要があるとの推定結果が示された。米国での流行のピークは10月半ばから10月末と予測されているが、米国で新型ワクチンの初回生産分(4,500万回分)が利用できるのは10月半ばになると思われ、数が足りない上に時期的にも遅すぎる可能性があるが、それでもワクチン接種を受けることが重要だと著者らは述べている。(HealthDay News 9月11日)

FDAが4製剤を認可
※編集注=米国食品医薬品局(FDA)は9月15日、新型(H1N1豚)インフルエンザに対するワクチン4製剤を認可した。認可されたのは、サノフィパスツール社製、CSL社製、およびメドイミューン(MedImmune)社(米国、英国アストラゼネカ社グループ)製、ノバルティスワクチン& ダイアグノスティックス(Novartis Vaccines & Diagnostics)社(米国/スイス)製のものである。臨床試験では、H1N1ワクチンは優れた忍容性を示しているが、鶏卵ほかワクチン成分への強いアレルギーがある人は接種すべきではないとのこと。4週間以内に使用可能になるとみられている。

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=630944
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(2009/09/24)
 

 
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