ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第57回

肥満になると、70歳過ぎに健康でいられる可能性はかなり低い!

肥満になると、70歳過ぎに健康でいられる可能性はかなり低い!
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 中年にさしかかると多かれ少なかれ、筋肉の萎縮などが始まって、基礎代謝が低下したり、運動不足気味になったりして、エネルギー消費量が減ってきます。

 したがって、摂食量(エネルギー摂取量)がそのまま変わらなければ、余剰エネルギーが体脂肪となり、肥満を招くワケです。

 最近の調査で、若いときからの肥満や中年太りは、70歳を過ぎても健康でいられる可能性を大幅に下げてしまうことが明らかになりました。

 ハーバード大学公衆衛生学部のSun氏らのコホート調査(BMJ 2009;339:On-line)では、70歳過ぎまで生きた17,065人の女性(看護士登録者)のデータを分析したところ、1,686人が70歳を過ぎても健康的な生活をしていました。

 そして、18歳頃に体格指数(BMI)が18.5〜22.9だったふつう程度の女性に比べ、18歳頃にBMIがすでに30を超えていた肥満2度以上の女性は、70歳を過ぎても健康でいられる可能性が79%も低いことが分かりました。

 また、18歳を過ぎてからの体重増加がほとんどない(0〜3.9kg増)女性に比べ、18歳を過ぎてからの体重増加が20kg以上の女性は、70歳を過ぎても健康でいられる可能性が81%も低いことが分かりました。

 特に、18歳頃にBMIがすでに25以上の肥満で、その後、体重が10kg以上増加してしまった女性は、がんや心血管病を発症するリスクが最も高く、70歳を過ぎても健康でいられる可能性はほとんどありません。

 現在、日本人女性の平均寿命は87歳くらいですが、70歳を過ぎても健康的な生活を続けるためには、若い時からBMI18.5〜22.9くらいのふつう体重を保持し続けることが肝心です。

 なお、長生きするためにはBMIを23〜25くらい(肥満ではないが、やや膨よかな体格)に保つのがよいという報告もありますので、70歳を過ぎても自立した健康的な生活を送るためには、若い時の肥満はもちろん、中年期の太り過ぎにも気をつけてBMIが25を超えないよう留意にして下さい。

 将来のあなたの為にも、ご家族の為にも!


■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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