ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第54回

4つの生活習慣を守れば主な生活習慣病の8割は防げる!

4つの生活習慣を守れば主な生活習慣病の8割は防げる!
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 4つの健康的な生活習慣、すなわち(1)健康的な体重、(2)禁煙、(3)身体活動(運動)、(4)健康的な食事を守ることで、致死的な慢性病の発症リスクを約8割も下げられます。

 ジョージア州(アトランタ)にある疾病予防管理センターのFord氏らによる前向き調査(Arch Intern Med 2009;169(15):1355-62)では、35〜65歳のドイツ人男女23,153人を対象に、身長や体重などの形態測定、生活習慣や食物摂取状況などの面接調査を行いました。

 この調査では、特に肥満でないこと(BMI30未満)、禁煙、週3.5時間以上の身体活動、肉を控えて全粒穀物や野菜・果物を多く摂る食事の実行状況などを2、3年毎にチェックし、約8年間追跡調査しました。

 調査開始時において、肥満でない(BMI30未満)人84%、禁煙している人48%、週3.5時間以上身体活動している人32%、肉を控えて全粒穀物や野菜・果物を多く摂る食事をしている人50%でした。

 年齢・性別・学歴・職業で調整後、4つの健康的な生活習慣すべてを守り通していた人は、4つとも守れなかった人に比べ、何らかの慢性病を発症するリスクが78%も低く、約5分の1であることが明らかになりました。

 また、4つの健康的な生活習慣すべてを守り通していた人は、糖尿病の発症リスクが93%低く、心筋梗塞のリスクが81%低く、脳卒中のリスクが50%低く、がんのリスクが36%低いことも分かりました。

 4つの健康習慣の中で最もリスク低下に寄与したのは「肥満でないこと」、次いで「禁煙」、その次に「週3.5時間以上の身体活動」、そして「健康的な食事」でした。

 なお、この調査では、BMIが30未満を「肥満でない」としていますが、一般にはBMIが25未満を「肥満でない」とすべきです。

 これらの健康習慣は、できるだけ若い時期に形成することが大切であり、そのための健康教育を若い時期に実施する必要があります。

 特に、将来、医療にかかわる職業に就く予定の若者に対する健康教育が喫緊の要事で、若者に対する「禁煙」、「BMIチェック」、「歩数計(活動量計)携帯」の習慣(週間)キャンペーンなどが有効かと思われます。


■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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