ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第52回

高カロリーのアイスコーヒー飲料はダイエットの敵!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
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 英国にある世界がん研究基金(WCRF)の調査によると、コーヒーショップなどでのアイスコーヒー飲料は、カレー同様、高カロリーであるため、あまり頻繁に摂ると肥満に繋がるおそれがあるそうです。

 同基金がスターバックスなどの大手コーヒーチェーンで販売しているアイスコーヒー飲料を調査したところ、最も高カロリーだったのは、スタバのダークベリー・モカ・フラペチーノ特大(Venti)サイズで、561kcalだそうです。

 日本人の20〜40代のエネルギー必要量はふつうの活動量の人で、男性2,650kcal/日、女性約2,000kcal/日です。

 日本のスタバが自社のウェブサイトで公表しているカロリー表では、コーヒーベースのフラペチーノで最も高カロリーなものは、ジャバチップ・フラペチーノで、小254kcal、中352kcal、大462kcal、特大549kcalです。

 ただし、ふつうのアイスコーヒーでは、小9kcal、中12kcal、大15kcal、特大17kcalに過ぎず、コーヒー自体のカロリーはごくわずかです。

 温度が低いと甘みを感じにくくなるため、砂糖を多めに入れてしまいやすく、またホイップクリームやフレーバーシロップのカロリーも相当高いことを知っておく必要があります。

 コーヒーといえば、その主成分のカフェイン(caffeine)は交感神経を活性化して、眠気を抑え、集中力を高めてくれます。

 しかし、カフェインには中枢神経を興奮させる作用もあるため、就寝前に摂ると不眠、多量(200mg以上)に摂るとめまいや神経過敏や不整脈などの原因になります。

 一方、カフェインを摂取するとノルアドレナリンが分泌され、これが褐色脂肪細胞を刺激して脂肪燃焼を促進させたり、白色脂肪細胞を刺激して脂肪分解を促進させたりします。

 しかし、β3受容体に遺伝子異常が見られる人(日本人の3分の1)はカフェインを摂ってもノルアドレナリンが脂肪細胞に作用しないため、効果的な脂肪の分解や燃焼ができません。

 β3受容体に遺伝子異常が見られない人(日本人の3分の2)でも脂肪が分解されてできた遊離脂肪酸を筋肉運動でしっかり燃焼させないと効果的なダイエット(減量)には繋がりません。

 それには、コーヒーなどでカフェインを摂ってから3時間以内に早足歩行などの有酸素運動をする必要があります。

 さらに、コーヒーに含まれるポリフェノールのクロロゲン酸(chlorogenic acid)にも褐色脂肪細胞を刺激して脂肪燃焼を促進したり、糖の吸収を遅らせたりする作用があります。

 ただし、クロロゲン酸は熱で分解されやすいため、コーヒーはフレンチよりも浅煎り豆のほうがよく、お湯の温度も熱湯ではなく80〜90℃がよいとされています。

 そのほか、コーヒーには、リラックス、利尿作用(むくみ改善)、がん予防、心血管病予防などの効果も報告されており、適量を適時に摂る限りにおいては、健康的な嗜好飲料といえます。


■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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