ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第46回

ダイエットを成功させ、メタボを予防する秘訣は血中のビタミンD濃度にあり!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
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 血中のビタミンD(25水酸化ビタミンD、またはカルシジオールともいう)濃度が高い人ほど、ダイエット(減量)効果が大きく、とりわけ腹部肥満の改善度が大きいという研究成果が『米国のニュース』で報道されています。

 それは、ミネソタ州(ミネアポリス)のミネソタ大学医学部のSibley氏らが全米内分泌学会第91回総会(ワシントンD.C.にて2009年6月11日)で発表した研究で、カロリー制限食のダイエット開始時の血中ビタミンD濃度と、その後のダイエット効果との関係を調べたものです。

 彼女らは過体重ないし肥満の男女38人を対象に、現在の体重を維持するのに必要なエネルギー量よりも750kcal少ない、いわゆる低カロリー制限食による11週間のダイエットを実施しました。

 ダイエット期間の前後で、血中ビタミンD濃度のほか、DXAスキャン(X線骨密度測定法)やCTスキャンで、体組成や体脂肪分布の測定を行いました。

 その結果、大多数の人は、血中ビタミンD濃度が10〜20ng/mLの範囲にあり、いわゆるビタミンD不足の状態でした。

 そして、低カロリー制限食のダイエットを開始する時点での血中ビタミンD濃度が高い人ほど、ダイエットがうまく行くことが分かりました。

 たとえば、血中ビタミンD濃度が10 ng/mLの人と20ng/mLの人を比べると、20ng/mLの人のほうが、低カロリー制限食によるダイエットでの体重減少量が約2kgも多くなりました。

 ダイエット開始時の血中ビタミンD濃度が高いほど、腹部肥満の改善度が大きいことも明らかになりました。

 結論として、低カロリー制限食のダイエットを始める場合、血中ビタミンD濃度の高い人ほど、そのダイエットがうまく行く可能性があります。

 カナダ(モントリオール)にあるマッギル大学健康センターのKremer氏らによる研究(J Clin Endocrinol Metab 2009;94:67-73)では、カリフォルニア在住の16〜22歳の女性90人の血中ビタミンD濃度と、身体サイズ、体脂肪、骨密度との関係を調べました。

 そして、血中ビタミンD濃度が29ng/mL未満の女性は、30ng/mL以上の女性に比べて、体重が重く(71kg対64kg)、身長が低く(162cm対164cm)、BMIが高い(27対24)という結果になりました。

 このように、血中ビタミンD濃度が高い女性のほうが、低い女性に比べ、体脂肪か少なくスリムで背が高い傾向にありました。

 ビタミンD不足が肥満の一因となっている可能性がありますので、低カロリー制限食のダイエットを始める前から、何らかの方法で血中ビタミンD濃度をできるだけ32〜50ng/mLに高めておくと、ダイエットの成功のみならず、その後のプロポーションならびに骨・がん・心血管などの疾病予防にも効果が大いに期待できます。


■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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