ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第41回

エフェドリン類似物と多量のカフェインが入ったダイエット用サプリメントにご用心!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
◆ ◆ ◆
 2004年4月から米国でもエフェドリン(ephedrine)が入った脂肪燃焼 (fat burner)用サプリメントの販売が禁止になりました。

 エフェドリンは、エフェドラ(ephedra)とか、麻黄(ma-huang)とか呼ばれる漢方ハーブに含まれ、交感神経亢進作用に加えて、強い中枢神経興奮作用を有し、めまい・頭痛・食欲減退・不安神経症・胃腸障害・不眠・高血圧などの副作用の危険性があります。

 最近、シトラスアウランチウム(citrus aurantium)とか、ダイダイ(橙)、あるいはビターオレンジと呼ばれるミカン科の健康食品が広く流通するようになりました。

 しかし、シトラスアウランチウムの主成分であるシネフリン(synephrine)は、エフェドリンと化学構造が類似しており、上記の副作用が発生するおそれがあります。

 特に、シネフリンを多量のカフェインと一緒にとると、上記の副作用の危険性が一層高まり、致命的な心臓発作や脳卒中発作を起こすこともあります。

 ご存じのように、カフェイン(caffeine)はコーヒー・紅茶・ウーロン茶・マテ茶・緑茶・ガラナ・ココアなどの嗜好飲料や、コカコーラ・ペプシコーラといった清涼飲料に含まれており、中枢神経興奮作用や利尿作用があります。

 米国で人気の脂肪燃焼サプリには、このようなエフェドリン類似物や多量のカフェインは含まれています。

 たとえば、ゼナドリン(Xenadrine)-EFX、ザントレックス(Zantrex)、タイト(Tight)、リポ6(Lipo6)などには、何れもエフェドリン類似物とカフェインが入っています。

 コーヒーなどに含まれるカフェインの量は、産地・製法・用量・入れ方などで異なりますが、カップ1杯(150mL)あたり、コーヒーにはドリップで120mg、インスタントで60mgくらい、紅茶にはドリップで50mg、ティーパックで30mgくらい、また緑茶では一番煎で40mgくらい、コーラ類は350mL中に40mgくらいです。

 少量のカフェインは集中力の向上や眠気防止あるいは片頭痛などに効果がありますが、1日に250mg以上のカフェインは、それだけでも人によってはエフェドリンと似た副作用がでる心配があります。

 このように、脂肪燃焼用サプリメントなどで、エフェドリン類似物と多量のカフェインが一緒に入ったものは、健康を害するおそれが高いので、十分ご留意ください。

■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
平柳要プロフィール
Dr.平柳のエビデンス・ダイエットTOP
Dr.平柳開発協力サプリ
〜エビデンス・ショップ〜
Wの細道血巡り美人美酒の友
ダイエット情報局
きれい通信TOP
 
新着 | 健康美容 | 海外 | ニュースリリース | 行政


モバイルニュースTOPへ

広告掲載について簡単依頼メールお問合せ
Copyright(c)2007-2019 All Rights Reserved.
健康美容EXPO