ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第40回

卵を加えた朝食はダイエットに効果的!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
◆ ◆ ◆
 最近、欧米を中心に、1,000〜1,500kcal/日の低カロリーダイエット(low-calorie diet; LCD)に効果的な食材として、卵(egg)が注目されています。

 ミズーリ州(セントルイス)にあるセントルイス大学のWal氏らの研究(Int J Obesity 2008; 32:1545-51)によると、LCDを実践しているBMI25〜50の人において、少なくとも週5日、卵2個を加えた朝食は、同カロリーのベーグル中心の朝食に比べ、8週間後の減少率が体重で65%、BMIで61%、腹囲で34%、体脂肪率で16%優っていました。

 ただ、卵というと気になるのがコレステロールで、動脈硬化などの心血管病につながるといわれています。

 しかし、卵でもベーグルでも、血中の総コレステロール、LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、中性脂肪に違いはみられませんでした。

 英国のサリー大学保健学部のGriffin氏らの研究(Eur J Nutr 2008;47:287-93)によると、バランスのとれた食事をしている限り、卵に代表される高コレステロール食品の摂取は血中のコレステロールにほとんど影響を与えないと述べています。

 血中の総コレステロールを高めないためには、むしろ脂肪の多い赤身肉や乳製品といった飽和脂肪酸、あるいはケーキやパイのようなスイーツをできるだけ避けることが肝心です。

 コネチカット州(ストース)にあるコネチカット大学運動学部のMutungi氏らの研究(J Nutr 2008;138:272-6)によると、卵を加えた低炭水化物ダイエットは血中のLDLコレステロールを高めることなく、HDLコレステロールを高め、しかも中性脂肪を減らしてくれます。

 現在、血中の総コレステロールやLDLコレステロールが高くない人は、毎日1〜2個の卵を召し上がっても血中脂質レベルを悪化させる心配はほとんどありません。

 むしろ、卵は良質なタンパク質に富み、腹持ちが良いため、ダイエットには好適な食材といえます。

 ただし、LCDに際して、脳を「飢餓モード」にしてリバウンドを起こさないようにするためには、スープ(汁)類を最初にとり、その後、繊維質が多く消化吸収の遅い食品をよく噛んでゆっくり食べることです。

■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
平柳要プロフィール
Dr.平柳のエビデンス・ダイエットTOP
Dr.平柳開発協力サプリ
〜エビデンス・ショップ〜
Wの細道血巡り美人美酒の友
ダイエット情報局
きれい通信TOP
 
新着 | 健康美容 | 海外 | ニュースリリース | 行政


モバイルニュースTOPへ

広告掲載について簡単依頼メールお問合せ
Copyright(c)2007-2019 All Rights Reserved.
健康美容EXPO