ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第35回

長時間のテレビ視聴や座位姿勢はメタボへの近道です!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
◆ ◆ ◆
 一日に5時間以上TVを見る10代の若者は、成人後にファーストフード嗜好になりやすいという報告があります。

 ミネソタ大学運動機能学部のBarr-Anderson氏らによる研究(Int J Behav Nutr Phys Act 2009;On-line)では中学生564人と高校生1,366人を対象に一日のTV視聴時間と5年後の食習慣との関係を調べました。

 5時間以上TVを見ていた高校生は5年後の食習慣として、果物・野菜・全粒穀物・Ca高含有食品をあまりとらず、トランス脂肪酸高含有食品(マーガリン・ショートニング等)・揚げ物・ファーストフード・スナック菓子・ソフトドリンクといったTVコマーシャルによくでてくるような食品をとる傾向がみられました。

 一方、ボストンにあるハーバード大学公衆衛生学部のHu氏らによるコホート調査(JAMA 2003;289(14):1785-91)では、50,277人の女性看護師を7年間にわたり追跡調査したところ、3,735人が肥満になりました。

 そこで、肥満になった人のみを対象に、TV視聴時間や座位時間と肥満や2型糖尿病の発症リスクとの関係を調べました。

 その結果、一日のTV視聴時間が2時間増すごとに、肥満リスクが23%高まり、2型糖尿病リスクが14%高まりました。

 また、座った姿勢が2時間増すごとに、肥満リスクが5%高まり、2型糖尿病リスクが7%高まりました。

 一方、家の中での立位姿勢や歩行が2時間増すごとに、肥満リスクが9%下がり、2型糖尿病リスクが12%下がりました。

 また、一日の早足歩行(brisk walking)が1時間増すごとに、肥満リスクが24%、2型糖尿病リスクが34%下がりました。

 特に、座位姿勢でのTV視聴は、同じような座位姿勢を続ける家事や運転に比べて、肥満や2型糖尿病になる傾向が強いようです。

 このように、長時間にわたってTVを見ていたり、座ったままでいる生活習慣は、その後、偏食や過食を伴った栄養バランスの悪い食習慣を形づくり、これに運動不足などが加わって、内臓脂肪症候群(metabolic syndrome)、いわゆるメタボになりやすくします。

■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
平柳要プロフィール
Dr.平柳のエビデンス・ダイエットTOP
Dr.平柳開発協力サプリ
〜エビデンス・ショップ〜
Wの細道血巡り美人美酒の友
ダイエット情報局
きれい通信TOP
 
新着 | 健康美容 | 海外 | ニュースリリース | 行政


モバイルニュースTOPへ

広告掲載について簡単依頼メールお問合せ
Copyright(c)2007-2019 All Rights Reserved.
健康美容EXPO