ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第33回

減量成功の秘訣は無理のないカロリー制限とサポーターの存在にあり

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
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 米国で人気のダイエット法として、アトキンス(Atkins)またはローカーボ(Low-Carb)、ジェニー・クレイグ(Jenny Graig)、シャングリラ(Shangri-La)、サウスビーチ(South Beach)、ウェイト・ウォッチャー(Weight Watchers)、ゾーン(Zone)またはCPF4:3:3などがあります。

 しかし、最近の研究報告によると、減量の成功には、どのようなダイエット法を用いるかではなく、摂取エネルギー量をやや抑えたダイエットと運動習慣が重要だそうです。

 また、減量プログラムの実施に際して、それをサポートしてくれる人とのコンタクトやコミュニケーションも重要になるようです。

 ボストンにあるハーバード大学公衆衛生学部のSacks氏らによるランダム化比較試験(N Eng J Med 2009;360(9):859-73)では、BMI25〜40の過体重ないし肥満の男女811人(30〜70歳)を、(1)低脂肪・平均的タンパク質 (CPF6.5:1.5:2)、(2)低脂肪・高タンパク質(CPF5.5:2.5:2)、(3)高脂肪・平均的炭水化物(CPF4.5:1.5:4)、(4)高脂肪・高タンパク質(CPF3.5:2.5:4) の何れかのダイエット法に割り付け、2年間実践しました。

 その際、一日あたりのエネルギー摂取量を750kcal減らし、飽和脂肪酸は8%以下、食物繊維は20g以上で、できるだけ低GI(Glycemic Index)の食品をとり、適度な運動を週90分間は行うといった指導をしました。

 個人的なカウンセリングは8週毎、集団的なカウンセリングは最初の半年間は4週間に3回、その後は4週間に2回とし、自分がとった飲食物をダイアリーやウェブにすべて記録してもらいました。

 その結果、6ケ月後の体重は平均で約6kg減少し、腹囲も平均で約6cm減少し、18ケ月頃からやや戻る傾向がみられますが、体重や腹囲の減少度にダイエット法による大きな差異はみられませんでした。

 また、心血管疾患のリスクファクターである血圧、血清脂質、血糖などはほとんどが改善に向かいました。

 さらに、満腹感や空腹感ならびに食事満足度のスコアは、ダイエット法間に差はなく、ほぼ同程度でした。

 減量の成功には、三大栄養素のどれを重視したダイエット法を用いるかではなく、無理のない減量プログラムの実践と減量期間中のサポーターとの継続的なコンタクトやコミュニケーションが重要であると結論づけています。

■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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