ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第27回

糖尿病やメタボには寝る前あるいは食前・食中に食酢を飲むと効果的!

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
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 就寝前や、食事の直前または食中に、食酢(vinegar)を適量飲むと、血糖値の急な上昇を抑える効果などが期待できます。

 アリゾナ州立大学のJohnston氏らによる交差比較試験(Diabetes Care 2007;30(11):2814-5)では、2型糖尿病の11人に対して、2日間標準食を食べ、その就寝時に約28gのチーズと大さじ2杯(30mL) のリンゴ酢を飲んでもらい、さらに数日後、今度は水を飲んでもらい、比較しました。

 試験開始前の空腹時血糖値(中央値)は137mg/dLで、リンゴ酢を飲んだ翌朝の空腹時血糖値は約5mg/dL(4%)の低下、水では約3 mg/dL(2%)の低下でした。

 糖尿病は空腹時血糖値が126mg/dL以上ですが、酢の効果は空腹時血糖値が130mg/dL以上の6人で大きく、血糖値が6%も低下しました。

 一方、スウェーデンのルンド大学のOstman氏らによる交差比較試験(Eur J Clin Nutr 2005;59:983-8)では、健常者12人に対して、朝食にパン50gとともに、食酢(5%濃度)換算で0mL(対照)、22mL、28mL、 34mLをそれぞれ別の日に飲んでもらい、食後120分間までの血糖値、血中インスリン濃度および主観的飽満感について調べました。

 その結果、摂取した酢の量にほぼ比例して、食後の血糖値の上昇が最大で約13%、血中インスリン濃度の上昇が最大で約34%も抑えられ、さらに主観的飽満感の高い状態が長く続くことが分かりました。

 酢は食物が胃から腸へ移動するのを遅らせ、また小腸での二糖類分解酵素の作用を抑えて、ゆっくりとブドウ糖に変える働きがあるため、食後の血糖値の上昇を緩やかにします。

 また、酢は肉体疲労時にブドウ糖から、欠乏したグリコーゲンを筋肉に蓄える働きがあるため、疲労の回復やインスリン抵抗性の改善にも効果があります。

 糖尿病が心配な人やメタボが気になる人は、就寝前か、あるいは食事の直前または食中に、食酢で大さじ(15mL)1〜2杯と同程度の黒酢やリンゴ酢あるいはワインビネガーなどを飲む習慣をつけると、血糖値のほか、血圧や血中脂質の改善にも役立ちます。

 ただし、食酢は刺激物として胃を荒らすことがあるので、5倍くらいに薄め、空腹時の大量摂取は避けるようにしてください。

■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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