ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第22回

燃焼系ダイエットサプリの代表格L-カルニチンに減量効果なし

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
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 L-カルニチン(L-Carnitine)はアミノ酸のリジンとメチオニンを原料に肝臓や腎臓で合成される微量成分で、昔から心臓病の治療薬として用いられてきましたが、2002年12月より食品としての利用が認められています。
 近年、L-カルニチンの生理機能に基づいて、体内の脂肪を燃焼させる、いわゆるダイエット効果が期待されるようになり、市販されている多くの燃焼系ダイエットサプリには必ずといってよいくらいL-カルニチンが含まれています。
 しかしながら、今のところ、L-カルニチンによる減量効果や減脂肪効果は期待できないといっても過言ではありません。
 L-カルニチンは狭心症などの心疾患に対する有効性は認められているものの、減量ないし減脂肪効果については、動物実験でも臨床試験でも否定的です。
 オーストラリアの王立メルボルン工科大学人体生物・運動科学部のVillani氏らによるランダム化比較試験(Int J Sport Nutr Exerc Metab 2000;10(2);199-207)では、閉経前の過体重の女性を対象に、カルニチン摂取群18人には一日あたり4gのL-カルニチン、対照群18人には同量の乳糖を、それぞれ8週間摂取してもらい、さらに両群には週4回、一日30分間の有酸素運動(速足歩行)をしてもらいました。
 L-カルニチン摂取群の5人は吐き気や下痢のため、途中でリタイアしました。
 そして、8週間後の両群での体重や体脂肪量を群間、群内で比較したところ、いずれも有意差を認めませんでした。
 ブラジルのサンパウロ大学生物医学部のAoki氏らによるラット実験(Ann Nutr Metab 2004;48:90-4)でも、L-カルニチンの摂取よりも水泳などの持久性運動のほうが、体重や体脂肪の減少には、はるかに効果的であることを明らかにしています。


 
■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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