ダイエット情報局

Dr.平柳のエビデンス・ダイエット
第1回

ダイエットサプリによる健康被害や商品販売目的の体験談にご用心!

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 欧米などで食欲抑制薬として使われているリダクティル(reductil)、メリディア(meridia)やこのジェネリック医薬品のオベスタット(obestat)、リデュース(reduce)は、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで満腹感を早めに起こし、食欲を減退させます。
 しかし、この主成分であるシブトラミン(sibtramine)は欧米などで心疾患による死者を多数出しています。
 また、健康被害のおそれがあるため、厚生労働省がその商品名を公表しているダイエットサプリの代表的なものとして、御芝堂減肥嚢(写真上)、紆之素嚢(写真下)、天天素清脂嚢などがあります。

 これらには、甲状腺ホルモン、N-ニトロソフェニンフルラミン、シブトラミン、あるいは向精神薬のマンジドールといったものが含まれており、主に肝機能障害や甲状腺機能障害などの健康被害が日本でも多数報告され、劇症肝炎などによる死者もでています。
 これらの違法サプリについては、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の『安全性・有効性情報(被害関連情報)』などで最新の情報を入手できます。
 確かに、ダイエットサプリによって、たとえば1ヶ月間で10kgの減量を成し遂げられる人もいれば、頭痛・吐き気・下痢などで止める人もいるかと思いますが、たとえ一時的な大幅減量に成功したとしても、マイクロダイエットと同様に、やがて激しいリバウンドに見舞われます。
 それは、脳がこれまでのセットポイントに体重を戻そうとして、「飢餓モード」に入ってしまい、少しでも脂肪を蓄えようとするため、強烈な空腹感が湧き起こり、体重は元に戻り、しかも以前よりも筋骨が脆弱な状態になってしまいます。
 今年の4月11日にも、「寝ながら痩せられる」という謳い文句で、エビデンス(科学的根拠)のないアドマイヤーXなる痩せ薬などを販売していた健康食品会社の社長らが薬事法違反の容疑で逮捕されました。
 この容疑者らは、ホームページで「1ヶ月で13kg、2ヶ月で23kg痩せた」などと、自分たちで勝手に作り上げた体験談などを吹聴し、定価38,000円を9割引の3,800円で販売するなどして、大量に売りさばいていたそうです。
 ダイエットのコツは、生活習慣を見直し、体脂肪を効率よく燃やすことによって減量する生活態勢を創りあげることで、端的に言えば、今までよりもやや少ない一日のエネルギー(カロリー)量の食事と、体脂肪を燃やしやすい生活態度や運動を取り入れ、特に夕食の食べ過ぎや夜食・おやつに気を付けることです。
 ともかく、健康被害が発生している医薬品成分を含むダイエットサプリや、商品販売を目的とした体験談にはくれぐれもご用心ください。

 
■「食品医学研究所:簡単で効果的なダイエット法」(be-diet.h-and-w.jp)より
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